14匹 ページ15
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新一が姿をくらませてから一週間がたった。
快斗への告白作戦は快斗が【フる】という結果で幕を閉じ、結局私と青子は快斗を騙したことで怒られてしまった。
そして1日口を利いてもらえなかった。
1日って…快斗らしいっちゃ快斗らしいw
そして、なんと今日は阿笠博士(親戚)の家に来ています!
もちろん少年探偵団のみんなとその一員に加わったコナン君も一緒です!!
もう1人加わった子がいて…名前は…
歩「哀ちゃん!早く早く!!」
灰「ええ」
灰原哀ちゃん、クールで大人っぽい女の子。
最近、阿笠博士の家に来たらしく会うのははじめてだ。
蘭いわく【私、嫌われてるみたい】と言っていた。
しばらく哀ちゃんを観察しているのだが、子供のわりには大人向けの雑誌を読んだり。
歩美ちゃん達の会話に入ったりはしていない。
それにやけにコナン君と仲がいいみたい。
好奇心旺盛な私はそんな哀ちゃんが放っておけなくて、何度も声をかける。
あ「哀ちゃん!一緒に遊ぼうよ!!」
灰「私、そーゆーの興味ないから」
あ「哀ちゃん!これ見てよ、博士の発明品!!」
灰「そ、すごいわね(無視)」
あ「じゃん!お揃いのキーホルダー作ってみました♪」
灰「それ使い道あるのかしら?」
メンタル…崩壊!!
蘭が嫌われてるみたいっていってた意味、よーくわかります。
けど、ここで折れる私じゃない!!
そう思い、どこかに消えた哀ちゃんを探す。
哀ちゃん…哀ちゃん…哀ちゃんはどこだ?!
しばらく家のなかをキョロキョロと探していると、一つの部屋のなかから二つの小さな影が見えた。
中にいるのは…哀ちゃんとコナン君?
2人は何やら深刻そうな顔で話をしていた。
コ「んなの関係ねぇーよ」
灰「何言ってるの?それで工藤く…江戸川くんは…」
え?今、コナン君のこと工藤くんって言わなかった?
ガチャッ…!
手をつけていたドアノブがなり、私に気づく2人。
コ「美羅姉ちゃん!どうしたの?!」
あちゃー…バレちゃった。
あ「アハハwちょっと哀ちゃんを探しにw」
エヘヘと笑う私を呆れ顔で見る2人。
灰「わかったわ、行きましょ」
あ「え?う、うん!」
まさか哀ちゃんからOKがもらえるとは思えず、困惑しつつも哀ちゃんについていった。
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nami(プロフ) - μみゅーμさん» いつもありがとうございます!!切ないシーン増やしていこうか…考え中ですw (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - まとさん» 幸せだなんて…こちらこそありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!! (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - 水野亜美さん» 遅くなってすみません!これからもよろしくお願いします♪ (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
μみゅーμ(プロフ) - とても面白いです!なんか、涙がポロポロと…なるところもありました。更新応援してますー! (2016年9月12日 20時) (レス) id: ccfb675fff (このIDを非表示/違反報告)
まと - すごーく楽しかったです!!また読みにきます!素敵なお話に出会えて幸せです。 (2016年9月12日 1時) (レス) id: cbcdc09533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nami | 作成日時:2016年8月31日 4時