【赤羽業】ウザさ９９％ Part５ (ページ23)

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もちろんこの場にはガラガラと盾の壊れる音が響く。マイクも綺麗にその音を拾っていた。

…うわあ、大胆だな竹林くん。
さすがに私もそこまではしないよ。多分。恐らく。

「浅野くんの言うには、過去これと同じことをした生徒がいたとか」

『こっち見んな』

その言葉にみんながちらりとこちらを振り返るから、私はシッシッと手で払う仕草をする。

無論、私ではない。

「前例から合理的に考えれば、───E組行きですね、僕も」

そう言ってステージ袖へと去っていく。

ふ、ふふ…なにこの気持ち良い展開…！

『最高！よく言ったよ竹林くん！！』

私の声に、吉田が「お前は…」と呆れたように振り返って見下ろす。その表情は、心做しか嫌なようには見えなかった。

そりゃあ、みんな竹林くんの行動に喜んでいるんだから。

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「理事長室の盾だかなんだか知らないけど…壊してE組来たのAじゃなかったんだ」

『やめろ私はちゃんと真面目に交渉してこっち来てんだ』