7 ページ7
。
たぶんそこにいたみんな……
いや、太宰さん以外は全員びっくりしていた。
「え、24……?」
「見えないよね〜!私よりも年上だけど、
敬語使ったことない」
太宰さんが自慢げに云えば、
彼女は太宰さんの頭を叩いた。
「痛い!」
『あんたは敬語使ったこと私以外にもないんじゃない?』
「いや?首領には使ったよ」
『当たり前じゃん馬鹿かよ』
「きゃあAちゃんたらこわぁい♡」
『きもすぎ。こっち来るなよ?』
「え」
あまりにも太宰さんと親しい感じがして、
なんだか居心地が悪くなっていた。
(いや、いやいやいや!
なんでだよ先輩たちが仲良くするのはいい事じゃないか)
ひとりで悶々と考えてると、乱歩さんに
「なんか変なの食べた?」とあっさり云われた。
「いえ」と気を取り直して、太宰さんに聞いた。
「あの、太宰さんどうしましょうか……まぁ、
僕が連れて来ちゃったンですけど」
「んんー、じゃあ谷崎くんの部屋に行きな!」
「……はい?」
なんて?
。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←6
29人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あきちゃ | 作成日時:2023年4月29日 16時