35話 ページ38
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無論イタチ君は無事だった。
なんならピンピンしてる(?)
デイダラは腰に手を当て自信満々にイタチ君の方を見ていた。
とても可愛い、養いたい(末期症状)
イタチ君がさっきまで居ただろう場所の壁は爆発により穴が空いていた。
案外爆発力強いのね
「挨拶は終いだ！行くぜ！」
デイダラは何処からか粘土を2つ出して、イタチに向かって投げた。
そしてイタチ君vsデイダラの戦いが始まった
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結局デイダラが一方的に攻撃してイタチ君が避けてというのを少しの間繰り返していた。
｢思ったよりやるじゃねーか！…けどな！｣
デイダラが喋り終わった後、イタチ君の足元からムカデのような形をした大きな粘土がイタチ君へとまとわりついた。
正確に言うとデイダラの体にまとわりついてるんだけどね…
まあ写輪眼初手攻略は流石に辛いからしょうがないね(
｢これで終わりだ！うん！｣
デイダラは喝の印を構えた。
それじゃ爆死になっちゃうよデイダラあああ
｢よく自分の姿を見た方がいい｣
その時デイダラに掛かっていた幻術が解けた。
さっきまでイタチ君の体に巻きついているように見えたムカデ型粘土がデイダラへと巻きついていた。
｢幻術！？いつの間に…｣
｢初めからですよ。イタチさんの写輪眼を見た時既にアナタは幻術の中｣
デイダラは爆発で空いた穴の方にいるイタチ君へと目を向けた。
やばいまるで神のように神々しい…
写真撮りたいよ誰かカメラ持ってる方いないですかね？(
｢(これは…芸術だ…)｣
ﾁｯ
デイダラは数秒イタチ君に見とれた後、顔を手で覆いながら舌打ちをした。
うわああ来たよ舌打ちじゃない舌打ち！！！
全くもうなんで芸術コンビ揃いも揃ってこんなに可愛いのよ！！
｢お前の負けだ｣
｢くっそおおおおおお！！！｣
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あれから私はデイダラの愚痴に付き合いながら皆でアジトに向かっていた。
皆愚痴を無視してるから私しか反応する人が居なくて可哀想なのよね(
｢ﾁｯなんで俺が暁なんかに入んなきゃいけねえんだよ、うん｣
｢まあ良いじゃないですか！せっかくなんだから仲良くしようよ！(ﾆｺｯ｣
｢…ま、まあしょうがねぇな、うん｣
え、なんか言葉途切れ途切れなんだけど
もしかして私ぶりっ子かなんかと思われて嫌われてる？(
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作者名：うちはミジンコ | 作成日時：2021年9月18日 22時
