1話 ページ3
私は温かい物に包まれてる感触で目を覚ました。
まだ温もりを感じるってことは生きてるのかな
妙に暗くて周りに何も無い。
私は閉じ込められてるのでは無いかと思い体を動かした。
けれど、どこか前の体と違って自由自在に動かせない。
そりゃそうか、私あの高さから落ちたんだもんな
にしても良く生きてたな〜
でもここは何処なんだろ？
なんか私水に浸かってるみたいだし
もしかして〇ラゴンボールの〇ディカル〇シーンかな？w
私は馬鹿なことを考えながらとりあえず体を動かした。
そして頑張ってもがいているとぷにっとしたものに足が当たった。
やった！当たった！と思っていると外(?)から声がした。
｢貴方！この子蹴ったわよ!!｣
｢おぉ！本当か!!｣
ん？蹴った…？
……もしかして私は赤ちゃんになってる？
えぇえええ!?私もしかして生まれ変わっちゃった系？
またあのつまらない世界に逆戻りなの？
やだなぁ
そう色々なことを考えていると私の浸かっていた水が抜けていった。
どうやら私は産まれるようだ。
それから数時間経ち、私は産まれた。
｢おぎゃあぁあぁあぁあ!!(泣｣
別に泣きたい訳でもないのに無意識に声が出ちゃう…
しかも大事な事はこれじゃないんだよ、、
大勢の人がいる中私は全〇で泣いてるんだよ!?
恥ずかし過ぎるでしょ!!
てかここ結局何処なんだろ
なんか病院の内装も今時な感じじゃないし
まぁいっか！
とりあえず自由に体が動かせる年になるまでは大人しくしてよう
ーそのまま数年の時が経っていったー
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作者名：うちはミジンコ | 作成日時：2021年9月18日 22時
