碧き狐【NARUTO】 (ページ18)

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15話ページ18

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｢じゃあそろそろ帰るぞ、案内は任せろ｣

｢ありがとう！白璃どうする？遠いけど走る？戻る？｣

｢私は全然大丈夫ですので気にしないでください。A様、是非私に乗ってください(ﾆｺｯ｣

白璃は微笑みながらそう言った。

え、こんなに美しい白璃に私が乗っていいものなの？

てか潰しちゃいそうで怖いよ((

｢え、私重いし良いよ！｣

｢いえ、ご主人に走らせるなどと口寄せ獣の恥ですから｣

…白璃こういう時って中々聞かなそうだなぁ

ここはお言葉に甘えるか〜

｢ありがとう！じゃあお願い！｣

｢かしこまりました！｣

私は白璃にそっと乗った。

サイズ感的には〇ののけ姫の山犬(二匹の方の大きさ)より少しデカいから凄い乗りやすいのよねー

ちなみに琥珀は山犬サイズピッタリくらい

｢白璃、ちゃんと着いてこいよ｣

｢私とてそんなに訛ってはいませんよ、琥珀｣

えなんか相棒ぽくてかっこいい良いな(

などと私が呑気に考え事をしていたらいきなり白璃が動き出したので振り落とされそうになった。

けどギリギリ耐えたぜえ！！

｢すいませんA様、多少荒運転ですが御無礼お許しを｣

｢だ、だ、大丈夫だよおおおおおお！うわあああああ｣

早すぎて言葉がジェットコースター乗ってる人みたいになってる私ダサすぎる(

でも流石にジェットコースターみたいにテッペンで手離す馬鹿みたいなマネは出来ないからね

そんなことしたら頭から落ちて死亡だよ(

そこから大体5分くらいで自宅に戻ってこれてしまった。

琥珀私の速さに合わせてくれたんだ、優しいかっこいい天使(

｢お父様、ただいま！｣

｢おお、おかえ……白璃なのか？｣

良かったお父様白璃の事覚えてた！！！

｢はい！！私はあの時皐月様に助けて頂きました白璃です！｣

｢久しぶりだなぁ！！元気そうで何よりだ！！…もしかして白璃がAと口寄せ契約したのか？｣

｢はい、貴方様への御恩を返す為にも私はA様に尽くそうと思いまして｣

｢それなら安心だ！良かったなA！｣

｢うん！お父様！これで動物化の修行出来るよね？｣

｢あぁ！勿論だ！｣

｢やったー！！琥珀！白璃！ありがとう！｣

｢力になれて良かったぜ｣

ﾎﾞﾌﾝ

琥珀はそれだけを言ってすぐに消えてしまった。

全くサスケ並のツンデレなんだから(

｢私もA様に出会えて良かったです(ﾆｺｯ｣

何だこの可愛い白狐は！！天使すぎるだろ！！

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