12話 ページ15
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今日の任務は予想通り簡単な護衛任務だった。
上忍の先輩方が居てくれたおかげで予定よりだいぶ早く任務が終わった。
凄い嬉しい(
学校が午前中の時を思い出すくらい嬉しい(
てことで予告通り今日はお父様に動物化のやり方を教わりに行こう！
お父様休みだったはずだから家にいるかな？
私は今後のことを考えながらルンルンと走って行った←
ー家ー
｢ただいま！お父様いる！？｣
｢おかえりA、どうしたんだよそんなに慌てて(ｸｽｯ｣
｢お父様に動物化のやり方を教えて欲しいの！お父様動物化出来るでしょ！？｣
ちなみにうちのお父様は狐化が出来るんだよ〜！
瀬戸一族の口寄せが大体猫か狐だからそれが関係してるのかも…？
｢あー動物化かぁ……うーん…｣
え、なんか不満そうな感じじゃん…今の私にはまさか無理とか…！？
｢…お父様？｣
｢…Aは碧空眼の動物化の条件って知ってるか？｣
｢？…碧空眼が開眼してる事じゃないの？…まさか口寄せに関係してるとか？｣
｢正解、つまり俺の口寄せの琥珀が関係してるんだ｣
やった！やっぱ合ってた！私天才！！(流石お調子者)
お父様は印を組んで口寄せの術をした。
｢口寄せの術｣
ﾎﾞﾌﾝｯ
｢…久しぶりに呼び出したと思ったら何だよ娘まで居るじゃねぇか｣
お父様の近くの地面から煙が出て、人が乗れるくらい大きな黒い狐が出てきた。
｢あぁ、娘が動物化のやり方が知りたいらしくてな。うちの娘まだ口寄せ契約してないし誰か良い口寄せ獣居ないかと思ってお前を呼んだんだ｣
｢て言われても久しぶりに出てきたし顔馴染みがどうなってるかはオレには分かんねぇぞ…｣
｢そこを頼むよ、友達だろ？｣
｢…わかったよ探してやる。少し時間をくれ｣
｢わかった、ありがとな(ﾆｺｯ｣
｢…ｹｯ｣
琥珀は不貞腐れながらも尻尾を振りながら走って行った。
素直じゃないんだから〜でもそこがまた可愛い…
｢じゃあちょっと待ってて見るか｣
｢うん！私は庭で術の練習してるから戻ってきたら教えてね！｣
｢あぁ、わかった(ﾆｺｯ｣
あぁいつ見てもこのお父様の笑顔好きだ私…
こんなイケメンのDNAが入ってるだなんて私嬉しすぎる(
とりあえず琥珀が来るまでの間今日は水鮫弾の術の練習しよ！
印が長いからちょっとずつだけどね！
まあやるしかない！水鮫弾があるとないとじゃだいぶ違うし！
私は居間から庭へと移動した。
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作者名：うちはミジンコ | 作成日時：2021年9月18日 22時
