7話 ページ9
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｢うーん…俺多分そいつ知ってるな…｣
｢ほんとですか！じゃあどこにいるか知ってます？｣
｢おう！そこの木の上にいるぞー｣
｢え、木？…｣
私はシスイさんが指さした木の方をじっと見つめてみた。
よく見てみるとそこには笑いを堪えてるイタチさんがいた。
｢あ！イタチ君！！｣
ｶﾞｻｶﾞｻ
｢やっと気づいたか(ｸｽｯ｣
｢もう！居たんなら最初から出てきてよ！｣
｢すまん、つい面白くてな｣
…気づかなかった私まだまだだなぁ
｢イタチが話してたのってAの事だろ？｣
｢あぁ、Aが話してた瀬戸家の族長の娘で…俺の友達だ｣
え、私噂されてたの(?)
てか友達って…私なんかイタチ様の下僕くらいで良いのにッ(
｢え、なんで私の事を話してたの…？｣
｢俺が会った中でもあの年でこんなに筋が良いのはお前くらいだからな。初めて会った時の修行の様子をシスイに話したんだ。｣
｢そんで会ってみたいって思ってたんだ。会えて嬉しいよ(ﾆｶｯ｣
シスイさんはﾆｶｯと微笑んだ
｢え、あ…わ私もです…｣
…乙女みたいに照れちゃった(/ω＼)
いやでもシスイ様の太陽のような笑顔で微笑まれたら誰でも照れるだろ！！！
逆に照れないやつはやばいぞ！！心がないぞ！うん！(謎のデイダラ化)
｢…でA、俺に用があったんじゃないか？｣
｢あ！そうだった！私アカデミー入学したよ！｣
｢…確か今日だったな、おめでとう。何か習いたいことがあったらこれからも俺の所に来ると良い(ﾆｺｯ｣
…めっちゃ俺のっていう言葉強調したように聞こえたんすけどイタチさん……
シスイさんはそれ聞いてイタチ君の方見ながらニヤニヤしてるし…なんなんだろう…
｢あ、うん！わかった！じゃあ今日はそれだけだからまたねー！｣
｢あぁ(ﾆｺｯ｣
｢たまには俺も修行付き合うからなー！｣
私は少し後ろを振り返って頷き家へと足を進めた。
｢…お前本当にAの事が気に入ってるんだな(ｸｽｯ｣
｢……｣
｢悪かったって！俺はAの事取らねえからさ！｣
｢ｸｽｯ)冗談だ、俺もこれから忙しくなるだろうからその時には相手をしてやってくれ｣
｢あ、そうか…アカデミーもうすぐ飛び級で卒業すんだもんなぁ…ま！頑張れよ！｣
｢…あぁ｣
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作者名：うちはミジンコ | 作成日時：2021年9月18日 22時
