@1 大人しく過ごす日曜日。 ページ1
[ YOU side ]
私は4年前から孤児院で暮らしていた。
実親が暴力とかしたから私が今孤児院に居るんじゃなくて，
交通事故で亡くなったの....
私の母はシングルマザーだったから，女手一つで私を育ててくれた。
母は，私の分の朝ご飯を作ったら6時になる前に家を出て仕事に向かう。
そんなハードな生活を日々送っていた。
ただでさえ体が弱いのに，ここまでして私を育ててくれることには感謝でしかなかった。
でもある日母親は亡くなった。
交通事故だった。
私は友達のお母さんの車で急いで病院へ向かうも，その時にはもう息が途絶えていた..
.
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そんな過去があって，私は今孤児院にいるのだ。
私がお世話になっている孤児院は，
他の孤児院より結構広くて，
習い事も金銭気にしないで出来るし，
暮らしに支障がなさすぎる最高のお家なの！
で，私がやってる習い事は..
" そう。合気道！"
親友が誘ってくれて，やってみたら結構楽しいんだよこれが。
そんな感じで今も通ってます。
合気道は水，金曜日だけ。
そこには私のタイプの先輩が居るの！
だから待ちに待った水，金曜日が来るまで私はずっとドキドキ((♡)) してます。
でも今日は日曜日ㅜ
学校の準備して大人しく過ごすしかないな。
JM「Aヤ〜学校の準備したか〜？」
『あ，まだだった..』
この人はジュンミョン先生。
かっこいいから普通に話せないんだよね。
.
.
.
学校の準備が終わり，私は布団に入った。
ごろごろ
ごろ
ごろごろごろごろ
全然寝れない..
体の向きを何回も変えているのに，
何で寝れないんだよぉーㅠㅠ
て感じでごろごろしていると..
JM「Aヤ〜もう寝たか〜？」
『全然眠れない..泣』
JM「一緒に寝るか？」
『え？う，うん。』
ちょっと恥ずかしいけど，一緒に寝ることにした。
(ベッドの上で)
JM「ぎゅ〜していい？」
『うん。』
JM「ぎゅ〜」
『///』
Zzz
.
.
.
そう，私は見たのあの夜。
ジュンミョン先生の寝てる姿を..
うさぎのぬいぐるみを抱きしめて，
ぐっすり寝ていたのをよく覚えている。
そのうさぎが居なくなると，
先生はみんなに先生の「うさぎ知らない？」って
聞き回る。
それがないと先生は寝れないのだ。
"これこそ真のギャップ萌えだと思う。"
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作者名：ひじ | 作成日時：2023年9月22日 7時
