33話(過去のお話26話) ページ34
ウォーミングアップをしていると、あっという間に本番が始まった
男子のスケートは女子と違ってダイナミックな動きが多いため、インパクトは男子の方が強いだろう
その中でもやはりヴィクトルは目立っていた
一度もミスすることなく滑りきり、見事一位
ギオルギーは二位だった
一つの大会が終わり、次の大会まで4ヶ月ほどの余裕ができた
ノービスクラスは大会事態があまりないらしく、次の大会で今シーズンは終わりらしい
それから数日後の今日
ヴィクトルと約束をした水族館に来ている
テレビで見たことはあるけれど、実際に水族館に来たのは初めてだ
両親に「水族館に行ってくる！」と言ったら「水族館デビュー！？水族館の限定商品とか気になるのあったら買ってきなさい！」と笑って大金持たされた←
受け取った手が震えたよ←
10歳が持っていい金額じゃないよこれ
と財布が入った鞄を握りしめてヴィクトルとの待ち合わせ場所へと向かい、無事に合流して水族館へ着くと中に入った
中は照明が暗めで、水が光を反射し
壁が淡い水色に染まっていて、とても幻想的だった
思わず「綺麗…」と呟くと、ヴィクトルが手を握って「さ、見に行こう！」と笑って言ったから「うん！」と元気に返事をして歩き出した
一通り回って最後に売店へ入ると沢山のお土産が売っていた
海の生き物が表紙に描かれているノートや、ペン
クッキーにストラップなどどれも目をひく物だったが、一際目についたのがぬいぐるみだ
シャチにイルカ、アザラシやウミガメ、クマノミにヒトデもあった
大きさも色々あったが腕に収まりがいい少し大きめのぬいぐるみの値札を見たらビックリした…結構高いんだね
両親が大金を渡した理由が分かった(白目←
「欲しいもの買ってきなさい！」と念押しされたため、ここは値札を気にせず買うことにしよう…
イルカとアザラシのぬいぐるみが私の心を奪ったので、その２つと
お土産用のクッキーとヴィクトルと二人で食べる用のクッキーをもって会計を済ませた
暫くするとヴィクトルも買い物が終わったらしい
売店の近くに休憩所があったため、そこに座ってさっき買ったクッキーを二人で食べ、お互いに買ったものを見せあった
ヴィクトルはウミガメとペンギンのぬいぐるみを買っていた
そして小さな袋を二つ取り出すと、「Aにプレゼント」と一つ差し出された
中にはお揃いのペンギンストラップが入っていた
「ありがとう！大事にするね！」とお礼を言うと、彼は笑って頷いた
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咲牙リウ(プロフ) - ミケ猫さん» ミケ猫さん、コメントありがとうございます。中々更新出来ず仕舞いなので、忘れた頃に覗いて頂ければ幸いです<(_ _*)> (2018年8月25日 8時) (
レス) id: 7e20db5d80 (このIDを非表示/違反報告)
ミケ猫 - 星10付けようとしたら、連打しすぎて7くらいの所押してしまった〜(>_<)あ、とっても面白かったです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: bc2dec00f2 (このIDを非表示/違反報告)
咲牙リウ(プロフ) - うぉっちゃ。さん» うぉっちゃ。さんコメントありがとうございます。製作の時間ができ次第更新していきますので、忘れた頃に覗いていただければと(笑) (2018年3月13日 19時) (レス) id: 7e20db5d80 (このIDを非表示/違反報告)
うぉっちゃ。 - 続き待ってます！ (2018年3月12日 21時) (レス) id: db12cc2b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲牙リウ | 作者ホームページ：http://bokuranosusumusakinihananigaarunoka
作成日時：2017年1月5日 20時
