3話(過去のお話) ページ4
さて、バンケットの話をする前に過去の話をしようか
1話目から何でヴィクトルと知り合いだったのか
という謎が生まれてたからね(汗)
時は遡り10数年前
私が物心つく頃から勇利とは一緒にいた
私の両親と勇利の両親が仲が良かったという事もあり、両親が仕事で家を留守にするときは、勇利の家にお邪魔させてもらっていたのだ
そんな中、何か習い事をさせようという話になり、
ならバレエを。とミナコ先生が勧めたらしく、勇利と二人でやることに
バレエを始めて暫くするとミナコ先生がスケートを勧めてきた
早速アイスキャッスルはせつに行くことに
そこで知り合った優子ちゃん
優子ちゃんは2歳年上で、スケートが初めての私や勇利の面倒を見てくれた
優子ちゃんの教え方が上手で、二人してピタッと止まれるようになると、すごく褒めてくれて嬉しかった
するとそこに勇利目掛けて男の子が突進してきた
当然避けきれるわけもなく、勇利は転んでしまった
その子は豪くんと言うらしい。豪くんは勇利に向かって「デーブデーブ」とからかった
勇利は悔しかったらしく「うぅーー！！」何て言いながらバタバタしていて、
不覚にも可愛いと思ってしまった←
豪くんは私の方を向くと、「お前、日本人？何で髪銀髪なんだよ？へんなのー」と言った
それを聞いた私は大泣き
優子ちゃんは本気で怒って
勇利は更にバタバタしていた
彼以外にも純粋に疑問に思った子がこういう質問をよくしてくるのだけど、私はその度に泣いていた
豪くんは悪い事を言ってしまったと思ったらしく「ごめん」と謝ってきたので
A「ううん。大丈夫」
と返してその場はなんとか収まった
その後、豪くんとも仲良くなって四人でスケートをしていたのだけど、私と勇利が9歳の時
私の両親が揃って4年間の海外に転勤になった
3人とは大泣きしながら再開を誓って飛行機に乗った
両親の転勤先はロシア
両親は外国語が堪能だったけど、私の前ではほとんど日本語しか話さなかったため、初めの数ヵ月は英語とロシア語に馴れるので必死だった
大分言葉にも馴れてきた頃、両親が「家の近くにもスケートリンクがあるんだよ」と言った
暫くスケートから離れていた私は、「え!?行きたい！」と叫んだ
そんな私を見て両親は満面の笑みを浮かべて、私をその場所に連れていってくれた
スケートリンクで4人で滑っていたことを思い出しながら、滑っていると
？「ねぇ、君。スケート上手だね」
私より綺麗な銀髪の少年が話しかけて来た
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咲牙リウ(プロフ) - ミケ猫さん» ミケ猫さん、コメントありがとうございます。中々更新出来ず仕舞いなので、忘れた頃に覗いて頂ければ幸いです<(_ _*)> (2018年8月25日 8時) (
レス) id: 7e20db5d80 (このIDを非表示/違反報告)
ミケ猫 - 星10付けようとしたら、連打しすぎて7くらいの所押してしまった〜(>_<)あ、とっても面白かったです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: bc2dec00f2 (このIDを非表示/違反報告)
咲牙リウ(プロフ) - うぉっちゃ。さん» うぉっちゃ。さんコメントありがとうございます。製作の時間ができ次第更新していきますので、忘れた頃に覗いていただければと(笑) (2018年3月13日 19時) (レス) id: 7e20db5d80 (このIDを非表示/違反報告)
うぉっちゃ。 - 続き待ってます！ (2018年3月12日 21時) (レス) id: db12cc2b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲牙リウ | 作者ホームページ：http://bokuranosusumusakinihananigaarunoka
作成日時：2017年1月5日 20時
