27話(過去のお話21話) ページ28
ようやく起きたヴィクトルと一緒に朝食を食べにホテルのレストランへ向かった
散歩は朝食を食べた後にしようということに
レストランと言ってもバイキング形式のため、結構自由な感じだ
皿に盛り付けていると、散歩から戻ったヤコフとギオルギーが来た
4人でテーブルを囲んで、食べ終わると私とヴィクトルは散歩へ
2人でのんびり散策していると、時間が近づいてきたため会場へ向かった
会場につくやいなや、アナウンサーに囲まれた私達
「今回はアイスダンスにも出場ということでしたが、ヴィクトル選手のお相手は彼女ですか！？」
と興奮気味に聞いてくるアナウンサーにやや引いていると、「そうなんです！息ピッタリの俺達の滑り、見てくださいねー！」とカメラに向かって手を振る彼
つくづくヴィクトルのコミュ力の高さに圧倒されるよ…←
練習時間
今回は私達の他に3組出るらしい
他の組とぶつからないように滑っていく
ヴィクトルと一緒に滑っているせいか、ミスもせず軽く一通り通せた
二人して「いえーい」とハイタッチをする
リンクサイドに戻ると、安心したように笑うヤコフが居た
ヤ「いつも通りだな(笑)。その調子で頑張ってこい」
と言うヤコフに元気に返事をする
私達の番は最後
…何故だろう、ヴィクトルの番って結構後半になるのは←
明らかに期待されてるんだよね…ヴィクトルが←
ぼーっとそんなことを考えていたら、いつの間にか出番が来ていた
ヴ「A！」
と言って手を差し出すヴィクトルに「うん！」と笑って手をとった
手を繋いだままリンク中央へ向かい、そのまま静止する
ちなみに私の衣装は黄緑色のドレスで、ヴィクトルは緑に深緑色のズボン
陽気な曲調が流れた瞬間、手を繋いだまま回転を数回
草花の妖精をイメージしたため、滑ると薄い布が羽のように見える
ヴィクトルの胸元についた花を型どったブローチと、私についている同じく花を型どった髪止めがライトを反射して煌めく
回転しながらお互い手を離すと、同時にふわりと右足で円を描くように滑り
ぶつからないギリギリの距離まで近づいて、寄り添うように滑っていく
曲に合わせてタンタンッとステップを踏むと、だんだん楽しくなってきて
二人で笑い合いながら演技をする
観客達も楽しくなってきた様で、手拍子をしながら見ていた
無事にノーミスで滑りきると会場から拍手が上がる
結果、ショートは私達が1位だった
試合が終わり帰ろうとすると、再びアナウンサーに囲まれた…何これデジャブ←
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咲牙リウ(プロフ) - ミケ猫さん» ミケ猫さん、コメントありがとうございます。中々更新出来ず仕舞いなので、忘れた頃に覗いて頂ければ幸いです<(_ _*)> (2018年8月25日 8時) (
レス) id: 7e20db5d80 (このIDを非表示/違反報告)
ミケ猫 - 星10付けようとしたら、連打しすぎて7くらいの所押してしまった〜(>_<)あ、とっても面白かったです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: bc2dec00f2 (このIDを非表示/違反報告)
咲牙リウ(プロフ) - うぉっちゃ。さん» うぉっちゃ。さんコメントありがとうございます。製作の時間ができ次第更新していきますので、忘れた頃に覗いていただければと(笑) (2018年3月13日 19時) (レス) id: 7e20db5d80 (このIDを非表示/違反報告)
うぉっちゃ。 - 続き待ってます！ (2018年3月12日 21時) (レス) id: db12cc2b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲牙リウ | 作者ホームページ：http://bokuranosusumusakinihananigaarunoka
作成日時：2017年1月5日 20時
