23話(過去のお話17.5話) ページ24
A「もうほんと、ヴィクトル。何回も言ってるけど日本人は、突撃インタビューとか来たらテンパるタイプなの！すごい緊張した…」
と何とか彼に分かってほしくて言ってみるも
ヴ「ごめんごめん。でもほら、今後インタビューされるの増えるだろうし練習だよ。練習♪」←
なんて言ってきた
A「いや、ヴィクトル。私に何を求めてるの(呆れ」
と返したところで、練習の時間になった
午前は女子の部なので、男子は午後まで休憩
という事でヴィクトルを置いてリンクへと向かう
その途中、ヤコフに「怪我をするといけないから、ジャンプ無しで練習してこい」と言われ
素直にジャンプ無しで練習を始める
客席には多くの人が座っていて、少し緊張する
そのせいか、ステップでつまづきそうになったりと結構危うい
観客の中にはそんな私を見て、冷やかす人もちらほらと見てとれた
練習終了のブザーが鳴り、トップバッターの子以外リンクサイドに上がる
出場者は6人
私は5番目。昨日の子は3番目らしい
真ん中に私。右にヴィクトル、左にギオルギー。後ろにヤコフといろんな意味で中々の絵面だ←
第1、第2滑走の子は転倒したりして、どちらも50点代
第3滑走の昨日の子は、練習の時よりも生き生きとしていて
ノーミスで滑りきり、得点は70点代
その瞬間盛り上がる会場
ギ「流石だな。迷いのない素晴らしい滑りだった」
と拍手を送る
私はただ拍手を送ることしかできなかった
彼女の演技は凄かった
黒をベースの大人っぽい衣装の彼女は、堂々としていてかといって繊細な彼女の演技をより際立たせるものだった
第１回戦で優勝するには、彼女に勝たなければいけないのかと思うと自然と体が震えてきた
会場の熱気に当てられてしまいそうだ
そんな私に気づいたヴィクトルは「大丈夫。落ち着いて」と言って手を握ってくれた
続く第4滑走
その子は明らかに緊張していて転倒はしないものの、どこかステップがぎこちない
後半のジャンプで回転が足りなかったりと私同様、プレッシャーに負けそうになりながらも滑りきった
結果は50点代
以前トップはあの子のまま
何度も深呼吸を繰り返す
そしてついに、私の番が回ってきた
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咲牙リウ(プロフ) - ミケ猫さん» ミケ猫さん、コメントありがとうございます。中々更新出来ず仕舞いなので、忘れた頃に覗いて頂ければ幸いです<(_ _*)> (2018年8月25日 8時) (
レス) id: 7e20db5d80 (このIDを非表示/違反報告)
ミケ猫 - 星10付けようとしたら、連打しすぎて7くらいの所押してしまった〜(>_<)あ、とっても面白かったです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: bc2dec00f2 (このIDを非表示/違反報告)
咲牙リウ(プロフ) - うぉっちゃ。さん» うぉっちゃ。さんコメントありがとうございます。製作の時間ができ次第更新していきますので、忘れた頃に覗いていただければと(笑) (2018年3月13日 19時) (レス) id: 7e20db5d80 (このIDを非表示/違反報告)
うぉっちゃ。 - 続き待ってます！ (2018年3月12日 21時) (レス) id: db12cc2b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲牙リウ | 作者ホームページ：http://bokuranosusumusakinihananigaarunoka
作成日時：2017年1月5日 20時
