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千冬はストンっと私を彼の向かい側に座られせた
「…一応聞いてやるから、さっさと言えよ」
「千冬ぅ…！！」
なんだかんだこういうところ優しいんだよな
なんでこいつが一人っ子なのか時々わかんなくなるこいつ
「あの、さ…
昨日の夜、場地くんと離したときに…場地くんと友達じゃなくなるのやだ“って言ったの」
「友達…場地さんと、お前が？」
「お前がねぇ…」と焦り散らかしながら事情を説明する私を頬杖をつきながらしみじみという千冬
どう言う意味だよこら
「お前、場地さんと関わんの解釈違いだとかほざいてなかった？」
「そー！！そうなの！なんであの時友達って言っちゃったのかなぁ…
まじで見るだけのファンでよかったのに」
ぶつぶつと過去の自分に対する後悔を並べていたら千冬にそれはそれはでっかい溜息をついた
「お前やっぱりバカだな」
「全国5位以内ですけど？」
「俺がどんだけお前に矢沢あい先生の漫画読ませたと思ってんだよ、全然学習しねぇじゃん」
私からしたら逆になんでお前が少女漫画読んでんだって話だよ、ギャップでも狙ってんのか？
ギャップでいったら場地くんの右に出るやつぁいねぇだろ
「まあ最後まで聞いて！！」
「…どーせしょーもない」
「そしたら最後の別れ際に“俺はお前と友達のままでいるの嫌だからな“みたいなこと言われたの！！ねえこれってどう言うこと！？」
ぶつくさという千冬を無視して話を続けたら千冬は私のいったことに目を大きく見開いた
「そりゃお前…は？
告られてんじゃん」
とんだ爆弾落とされた
「…は？誰が？誰に？」
「場地さんが、お前に…いや！意味わかんねー！！！場地さんこいつだけはやめといたほうがいいってぇ…」
「はっ倒すぞこら」
場地くんに…え？告られた？
「え？私告られたの？」
私てっきり私と友達でいるのやっぱやだーみたいな感じだと思ってた
「テメェNANAもっかい一話から見るか？」
「勘弁して少女漫画とか興味ないから」
ギャーギャーと騒いでやかましい千冬はほっとく
「……うぇ〜…まじか、いや、無理でしょ私があの場地くんに告られるなんてシチュエーション」
事実を理解して反射的に赤くなった顔を覆うようにして千冬にそういう
「いや、お前がだめでも場地さんはそのつもりなんだからよ
つかお前も好きじゃん」
は？
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優ちゃ(プロフ) - 更新待ってます…！！ (2022年2月8日 0時) (
レス) @page37 id: 9e14dcf55e (このIDを非表示/違反報告)
らっか(プロフ) - ちょこれーとさん» ちょこれーとさん！！うわーー！！ありがとうございます！！嬉しすぎるお言葉頂きました！！更新頑張ります！！ (2021年9月14日 21時) (レス) id: 673fcfd1a8 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - あーもう好きです！大好きです！場地さんも千冬くんも夢主ちゃんも可愛すぎて皆推せます！これからも頑張ってください〜(*´ω｀*) (2021年9月14日 19時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
らっか(プロフ) - しろいいしさん» しろいいしさんありがとうございます！！そう言っていただけて本当に嬉しいです....！！更新頑張ります！ (2021年9月14日 6時) (レス) id: 673fcfd1a8 (このIDを非表示/違反報告)
しろいいし(プロフ) - 幸せな気持ちになります。頑張ってください！ (2021年9月14日 1時) (レス) id: 47b7935063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らっか | 作成日時：2021年9月12日 10時
