番外編：五秒前 ページ42
ちょ、これ轟の夢小説なのに、轟とのきゃっきゃうふふ少なすぎしません…？？？もうこれマジもんの詐欺じゃありゃあせん…？？？？
ってことで、いきなり番外編です笑
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焦凍side
Aは、本当に大人っぽいと思う。
幼い頃にとんでもない出会いを果たしたあのときは、羽織りの色や縁側の雰囲気と反して、向日葵のような輝きを感じた。
瞳をキラキラと輝かせて、忙しなくその唇を動かす彼女が、可愛いと思った。
だから今まで、Aを見つけるまでオレの中では、彼女のイメージはそんな幼い頃のままだった。
セミロングに近いほどの長さの黒髪と、大きく見開かれた凛とした瞳、月光に照らされていた桃色の唇。
そして最後に、あの可愛らしい鈴の音のような声。
それが、オレが持っている彼女の印だった。
「…A」
「…何？」
不意に彼女の名を呼べば、彼女はいらないことは何も言わず、短くそう返事をしてきた。
首元に見えるはっきりとした鎖骨と、真雪のように真っ白な肌。
それを一層引き立たせるのは、あの日、俺達が再開したときに来ていた水葵の羽織りだ。
首元、耳元、唇、瞳、香り。全てから感じる彼女の艶のある色気に、俺は理性の少しの揺れを覚える。
「…目、閉じてくれ」
そう言えば、何の疑いもなく素直に瞼を閉じるA。
世間に出ていないせいからだとは思うが、そろそろ危機感というものを覚えてもいいのではないだろうか。あまりにも無防備だ。
けれど彼女自身はそんなの一切気にしてなんていないから、きっと彼女の瞳の奥にあるのは、何故こんなことをさせるのかという疑問だけなのだろう。
無防備なのは不満だが、それを可愛らしいと思ってしまう自分に苦笑が浮かぶ。
俺は緩んだ頬はそのままに、閉じられた桃色の唇に、自身の唇をそっと押し付けた。
「っ…ん…」
「っ、！」
いきなり触れた俺の唇に、Aが慌てて目を開いたのが感じ取れた。
何とか俺から離れようとするが、そもそも男と女という区別がある時点でそれは不可能だし、俺は今Aの方に体重をかけている状態なので、全くもってその行為に意味は無い。
ただ、何とか必死に逃げようとするAがあまりにも可愛らしくて、気付けば俺は、一瞬だけ開いたAの唇の間に、自身の舌をするりと入り込ませていた。
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朱猫(プロフ) - ムルムルさん» 了解です！ (2018年2月5日 18時) (
レス) id: ad9000e765 (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - 朱猫さん» プロフからフレンド申請ができるはずなので、こちらから申請しておきます！轟くん達からコメントがあります！(多分) (2018年2月5日 18時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
朱猫(プロフ) - ムルムルさん» 是非！！…と言いたいんですけれど、すいません、フレンドってなんですか…？？どういう仕組みでフレンドになれるんですか…？？？あまりにも占ツク初心者すぎて、それすらも分かりません…(泣)もし良かったら教えてください…本当すいません…(TT) (2018年2月5日 16時) (レス) id: ad9000e765 (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - 朱猫さん» はい！そちらも頑張ってくださいね！あ！あの！よろしかったら、コミュでフレンドになりませんか？ (2018年2月5日 8時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
朱猫(プロフ) - ムルムルさん» よ、喜んでくれたのなら良かった…！ほんともうお礼言われる程のこと言えてないと思いますし、すっごい生意気なこと言ってしまいましたが、ムルムルさんのこと応援しています！頑張ってください！ (2018年2月5日 6時) (レス) id: ad9000e765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱猫 | 作成日時：2018年1月18日 14時
