かみあそび２４ ページ27
全員「ごちそうさまでした！」
元気な声と共に、それぞれが続々と立ち上がり出す。
洗い物は私、天哉、出久が受け持ち、お茶子が机を拭き、勝己が細かいものを片付けていく。全員で食事の片付けをした。
「お疲れ、皆」
「いやいや、こちらこそご飯ありがとな〜」
「やっぱり皆で作ったものって美味しいね！」
「カレーっていうシンプルな料理なのに何度も野菜焦がした甲斐があったわ」
「俺は楽しかったぞ！」
片付けが終わったあと、お馴染みの縁側に皆で腰を下ろし、いつものように緩く言葉を交わしていた。
それぞれの言葉があるが、皆最終的には笑顔だ。
まぁ確かに、時折失敗したこともあったけど、最終的には美味しいものが出来たから大丈夫だ。終わりよければすべてよし。この言葉は最強である。
「…あ！ねぇ、A！」
「ん？」
そんな言い訳を考えていると、ふと出久が私の名を呼んだ。
素早く反応すると、出久がキラキラとした瞳でこちらを見つめていた。
どうしたの、と声をかけると、出久はすぐに口を開く。
…しかし。
「昨日の約束！僕と花ふ「お姉様ああああ！！」全員「！！？」」
鈴を転がしたような声が爆音で玄関から聞こえてきた。
一瞬、私は体を固まらせてしまう。
私達は顔を合わせ、そしてその顔を真っ青に染め上げた。
「…早く隠れてっ！！」
私のその声がスタートを切り、皆は思い思いの場所に慌てて隠れた。
玄関からは、元気で大きな足音がドタドタと聞こえてくる。
何とか皆が姿を隠せたのち、その大きな足音の正体が姿を現した。
「お姉様っ！こんにちわ！」
「…こんにちわ、乃神」
私と似た黒髪のショートカットがふわりと揺れる。同じ顔なはずなのに、表情筋の発達がこれでもかと言うほど違った。
いつもの煌びやかな満面の笑みを浮かべた足音の正体…もとい乃神。
私が返事をしたのち、今浮かべていた笑顔よりももっと輝いた笑みを浮かべた。
とりあえず座れと、私は自身の隣をとんとんと叩く。
乃神はそれを見て、嬉しそうに私の横に腰を下ろした。
「…随分いきなりなお客様だね」
「ふふ、お姉様を驚かせたくって！」
「びっくりした！？」とキラキラとした瞳で見つめてくるものだから、私は「うん。凄く驚いたよ」と、バックバクと音を立てる心臓のまま返事をした。
…驚いたなんてものじゃない。ドライアイスの中に肝を突っ込んだくらいにひやひやした。
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朱猫(プロフ) - ムルムルさん» 了解です！ (2018年2月5日 18時) (
レス) id: ad9000e765 (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - 朱猫さん» プロフからフレンド申請ができるはずなので、こちらから申請しておきます！轟くん達からコメントがあります！(多分) (2018年2月5日 18時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
朱猫(プロフ) - ムルムルさん» 是非！！…と言いたいんですけれど、すいません、フレンドってなんですか…？？どういう仕組みでフレンドになれるんですか…？？？あまりにも占ツク初心者すぎて、それすらも分かりません…(泣)もし良かったら教えてください…本当すいません…(TT) (2018年2月5日 16時) (レス) id: ad9000e765 (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - 朱猫さん» はい！そちらも頑張ってくださいね！あ！あの！よろしかったら、コミュでフレンドになりませんか？ (2018年2月5日 8時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
朱猫(プロフ) - ムルムルさん» よ、喜んでくれたのなら良かった…！ほんともうお礼言われる程のこと言えてないと思いますし、すっごい生意気なこと言ってしまいましたが、ムルムルさんのこと応援しています！頑張ってください！ (2018年2月5日 6時) (レス) id: ad9000e765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱猫 | 作成日時：2018年1月18日 14時
