かみあそび２３ ページ25
「…もうそろそろ、かしらね」
薄い暗闇の中。その女性は、艶のある声色を響かせ、不敵な笑みを見せた。
近くで跪く女性は、その女性の様子を見守るばかり。
やがてその女性が跪く女性の方を向いた瞬間、跪く女性はそっと顔を俯かせた。
不敵に笑ったその女性は、跪く女性のその様子に満足気に笑い、高らかに声を上げる。
「もう準備は整ったわ。やっとあの邪魔者を排除することが出来る…。異論は無いわよね？」
跪く女性に肯定の念しか許さぬというように、その女性は跪く女性に声をかけた。
跪く女性は、感情の見えない声色で「…はい」と短く返事をする。
しかし、地についたその細く華奢な手は、まるでその口から出た言葉を否定するかのように、強く握り締められていた。
それに気付いているのかいまいのか。手を握りしめるその女性に、高らかな声を上げたあの女性は、クスクスと不気味ささえ感じるような笑みを漏らすばかりだ。
しかし、跪く女性は何も言わない。ただただこの方の意に従い、下を俯いたままだ。
やがて、しばらくそんな絵面が続くと、先程まで笑っていた女性が静かに口を開いた。
「…さて、そろそろ戻りなさい。こちらは準備があるからねぇ…。次までに、必ず完璧に仕上げてくること。いいわね？」
「…御意」
跪く女性は、やがてその返答を述べると、ゆっくりと立ち上がった。
一筋の光が屈折することなく、暗闇の支配するこの空間に差し込む。
ふと見えた、跪いていた女性の顔は、沢山の感情が混じりあった複雑な表情だった。
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朱猫(プロフ) - ムルムルさん» 了解です！ (2018年2月5日 18時) (
レス) id: ad9000e765 (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - 朱猫さん» プロフからフレンド申請ができるはずなので、こちらから申請しておきます！轟くん達からコメントがあります！(多分) (2018年2月5日 18時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
朱猫(プロフ) - ムルムルさん» 是非！！…と言いたいんですけれど、すいません、フレンドってなんですか…？？どういう仕組みでフレンドになれるんですか…？？？あまりにも占ツク初心者すぎて、それすらも分かりません…(泣)もし良かったら教えてください…本当すいません…(TT) (2018年2月5日 16時) (レス) id: ad9000e765 (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - 朱猫さん» はい！そちらも頑張ってくださいね！あ！あの！よろしかったら、コミュでフレンドになりませんか？ (2018年2月5日 8時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
朱猫(プロフ) - ムルムルさん» よ、喜んでくれたのなら良かった…！ほんともうお礼言われる程のこと言えてないと思いますし、すっごい生意気なこと言ってしまいましたが、ムルムルさんのこと応援しています！頑張ってください！ (2018年2月5日 6時) (レス) id: ad9000e765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱猫 | 作成日時：2018年1月18日 14時
