6 自己紹介 ページ7
side佳澄
『え〜。マネージャー希望の2年1組、波成佳澄でぇす。別に、及川さん目当てとかじゃないんで』
ちょっと、ちょっと。女子に対してそんな、睨み付けるような視線寄越さないでよ。やっぱりさ、最初の及川さんの反応とかからして、この部ってマネージャーに対して悪いイメージしか持ってないよね。ま、及川さん目当ての奴ばっかだったらこうなるのも分かる気がするけど。
及「さっきも言ったと思うけど、主将の及川徹。よろしくね☆波成ちゃん!」
『吐き気と悪寒が凄いんで、喋らないで貰えますか?』
及「もう!酷いなぁ。ま、この及川さんの格好良さに緊張してなんとかかんとか」
『もう、ガン無視で良いですかね』
あえて疑問符を付けず、松川先輩に問う。
松「良い、良い。俺もさっき言ったけど、松川一静。よろしく」
『よろしくお願いします。もしかしたら、またコーチに間違えるかも知れませんが』
「「ぶふっ」」
なんか、ピンク頭と根性論Tシャツ着た奴に笑われた。
「あー、笑った、笑った。君面白いね」
『ありがとうございます?今度こそ、コーチの方ですかね』
「ちっげーよ!3年の花巻貴大。よろしくな」
『花巻先輩ですか。佳澄で良いです。よろしくお願いします』
「ははっ。お前、クソ川係にもってこいだな」
『なんですか、それ。そんな係押し付けられたく無いです』
クソ川さん係とか想像だけで、吐き気と悪寒と頭痛が・・・・・。
「副主将の岩泉一だ。よろしくな、佳澄」
おぅふ。むっちゃ男前オーラが・・・。クソ川さんなんかより、岩泉さんの方が絶対イケメン。
岩「ありがとな//」
『照れかたも可愛いですね。てか、声に出てましたか』
この人衛輔兄さんと同じタイプだ。絶対そうだ。
『一さんで良いですか?』
岩「良いぞ」
仲良くなりたい。頭とかナデナデしてほしい。最近、衛輔兄さん成分が足りてないから。
「2年の矢巾秀。あいつみたいに部活の邪魔しないよな?あと、及川さんは意外に凄い人だから」
だからあいつって誰だよ、さっきから。そしてお前、意外にって。意外にって結構酷くない?人のこと言えないけど。
『よろしく秀。チャラ男成分、あん人から受け継いだ?そんなこつせんでもそのままが一番格好いいよ、』
きっと。
矢「〜っっ!///」
だから、何故に顔を赤らめている?お前も乙女か。
松「さっきから。何お前天然なの?」
『だから、何がですか』
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作者名:悠 | 作成日時:2018年9月24日 21時