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「お待たせしっ」
蓮「っ、あ、ごめん…"もしもし？"」
蓮くんはどんな反応するのかな？喜んでくれるかな？
なんて、どきどきしながら運んできたけど
ちょうどそのタイミングで蓮くんの電話が鳴り、私は小声で"ここ置いておきますね"と言ってそそくさと厨房へ戻ってきてしまった。
…いや、電話してるんだからそうするしかなかったんだけど
反応くらいは見たかったというか、ちょっとくらいは話したかったってのが本音で。
深「…おぉ、なんでそんなしけた面してんだ？」
「タイミング悪すぎです、電波障害起こしてやろうかと思いました」
康「阿部ちゃんはつくづくあれやな！」
「あれってなんですか、腕組みながら話さないで下さい余計イライラします」
康「いやちゃうねん、ごめんて！」
渡「ったく、12番の客酔っ払いばっかかよ！…あ、阿部ちゃんイケメンずっと電話してるけど持ってけた？」
康「…しょっぴータイミング」
「持ってきましたよ、持ってったタイミングで電話鳴っちゃったんで話はおろか反応すら見れませんでした。まだ電話中なんですね、仕事の電話なんでしょうか、忙しいですね、イケメンさんは」
渡「…ご、ごめん」
深「まぁまぁ大丈夫だよ、阿部ちゃん！あいつも色々あるんだよきっと」
「ご近所の関係性ってそんなに深い話でもするんですか？」
深「まぁ俺ふっかさんだし？」
「…なんですかそれぇぇぇ、もおやだぁぁぁあ！！」
だめだ、我慢我慢って思ってたけど
最近の私は蓮くん次第で上がったり急降下したり。
情緒不安定すぎてついに泣き出してしまった。
皆して"あいつにも色々ある"とかなんとか
慰めのつもりかもしれないけど、私はその"色々"とやらの事情なんて知らないし、私だけ何も知らないみたいで悔しかった。
本人に聞けば教えてくれるのだろうか、
いや、聞いたところで私に出来ることなんてきっとない。
それに蓮くんからしたらお子様な私に、そんな大事な話をするなんて事もない気がする。
渡「ほれ、お前の好きなしょっぴー特性チャーハン。とりあえずこれ食って休憩してきな。今日は長いんだから」
「…ぅぅぅ、はい、」
康「あーっ、しょっぴー阿部ちゃん泣かしたー」
渡「いやもともと泣いてただろ！」
康「追い討ちかけるように泣かしたやん」
渡「今のは嬉し泣きだろどう考えたって！」
うん、嬉し泣きです店長。
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ユキ(プロフ) - はじめまして。蓮君好きで一気読みしました。続き気になります (6月12日 3時) (
レス) @page38 id: b02230e78e (このIDを非表示/違反報告)
深月翔亜(プロフ) - ゆなさん» この作品、好きなんで消さないでください！！ (2021年5月14日 14時) (レス) id: 068f257b0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ちゃんりおさん» 一度歌詞を確認しちゃんりお様も不快である様でしたら作品を削除します。 (2021年5月14日 9時) (レス) id: 788629b6bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ちゃんりおさん» はじめまして。すみません、私はその曲を知らないのですが、歌詞を盗作したという受け取り方で良かったでしょうか。違ったのであればすみません。全く知らないのでその様なつもりは一切ないのですが、 (2021年5月14日 9時) (レス) id: 788629b6bb (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんりお(プロフ) - コメント失礼します！この小説、ハニワの乙女どもよという曲に似てる気がします！！ (2021年5月14日 7時) (レス) id: 7da1e5a47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2021年5月3日 0時
