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蓮「夕飯食べた？」
「食べてない、けど」
蓮「俺も食べてないからさ、ご飯食べに行こっか」
「うん！ふふ、やった！」
蓮「好き嫌いある？」
「んー、特にないかなぁ？」
蓮「じゃあ俺が決めてい？」
「うん、お願いします！」
初めて会った時のこと、覚えてるんだって思ったら嬉しくて嬉しくて。
私もあの時は本人目の前によくあんなぶっ飛んだ発言したよな…
なんて思うけど、あの時と今とじゃ全然気持ちが違う。
前はお兄ちゃんの妹として会ったけど、今は違うわけで。
ちゃんとめぐ…蓮くんとデートしてるんだって思ったら、レンタル彼氏だとは理解しつつもドキドキがおさまらなかった。
蓮「ここ。イタリアン好き？」
「好き！…だけど…、」
蓮「ん。じゃあ入ろっか」
着いた先は外観からして見るからに高級そうなレストラン。
一応レンタル彼氏の注意事項は読んだつもりなんだけど、
確か食事や交通費、その他デートでかかる費用は、利用者が全て負担だと記されていた。
…やばい、お金足りるかな、
そんな不安が瞬時に頭を支配したけど、せっかく連れてきてくれたのに、違うとこ行こ！なんて言えるはずもなかった。
「…わぁ、めっちゃ美味しそう！、いただきます！」
蓮「ふふ、ゆっくり食べな？」
「…やばっ、なにこれ？めっちゃ美味しい！」
そうは言っても空腹には勝てず。
食べることが大好きな私は、蓮くんおすすめコースを頼んでもらい、目の前に出てくる料理に夢中になった。
「…これは、」
蓮「トリュフのリゾット。俺これめっちゃ好きなんだよね」
「…トリュフ、」
蓮「あ、俺普段は全然こういうの食べないよ？…でも今日さ、すっげぇお洒落してきてくれたから。なんかこういうとこ、連れてきてあげたくなった。」
「…………」
蓮「ごめん、嫌だった？」
「ううん、嬉しい」
確かに今日、気合い入れすぎるのは…とは思ったけど、相手はあの"目黒さん"なわけで。
少しでも大人っぽく、目黒さんと並んでも恥ずかしくないくらいには、お洒落したつもりだった。
普段からこういう高級なお店ばっか来てるのかなって、ちょっと悲しくなったけど、
それが私のためだって分かって、恥ずかしさと嬉しさが混ざって微妙な反応になってしまった…。
本当は騒ぎたいくらい嬉しいんだけど、子供っぽく見られたくなかったの。
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ユキ(プロフ) - はじめまして。蓮君好きで一気読みしました。続き気になります (6月12日 3時) (
レス) @page38 id: b02230e78e (このIDを非表示/違反報告)
深月翔亜(プロフ) - ゆなさん» この作品、好きなんで消さないでください！！ (2021年5月14日 14時) (レス) id: 068f257b0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ちゃんりおさん» 一度歌詞を確認しちゃんりお様も不快である様でしたら作品を削除します。 (2021年5月14日 9時) (レス) id: 788629b6bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ちゃんりおさん» はじめまして。すみません、私はその曲を知らないのですが、歌詞を盗作したという受け取り方で良かったでしょうか。違ったのであればすみません。全く知らないのでその様なつもりは一切ないのですが、 (2021年5月14日 9時) (レス) id: 788629b6bb (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんりお(プロフ) - コメント失礼します！この小説、ハニワの乙女どもよという曲に似てる気がします！！ (2021年5月14日 7時) (レス) id: 7da1e5a47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2021年5月3日 0時
