68.真実 ページ25
---大野 side---
オイラは、いや、オイラ達は二年前
一度、ここに来たんだ
オイラが今回ここに来た時と同じように
赤いトンネルを抜けて…。
やっぱり５人でのロケかなんかの時だったと思う
そして、５人とも名前と記憶を湯婆婆に奪われて、あの湯屋で働かされていた
でも、そんな中、相葉ちゃんが湯屋の真実に気づいた
どうして気づけたのかというと、相葉ちゃんは昔から霊感が強かったから…
”ここにいる霊たちが教えてくれたんだ。皆、湯婆婆に騙されて、ひどい亡くなり方をしたって…。ここにいちゃいけない…！”
相葉ちゃんの言葉に、まだ来て間もなくだったからかオイラ達は自分たちの名を、記憶を取り戻すことができた
そして霊たちの教えを頼りに、湯婆婆打倒の案を練り、実行したんだ
今回のオイラと同じように…隙を見計らい湯屋を飛び出し、銭婆から薬をもらい
ここに来た
しかし
その時はまだ金の腕輪はなかったんだけど、きっと館内でオイラ達が逃げ出したことが気が付かれたんだろう
湯婆婆に見つかり、石を目の前にしてオイラ達は一瞬でコテンパンにやられたんだ
.
銭:『さて、すぐにお前たちを兵器にしてやろう！もしくは、その臓器を抉り出してやろうか！愚かな人間どもめが！！』
高笑いする湯婆婆を前に、オイラ達の体はボロボロで、もう動けなかった
櫻:『くっそぉおお！』
隣で、翔くんがうつぶせになりながら拳で地をたたいた
ニノも松潤も、血だらけで意識を失って倒れてる。早く手当てしないと危ない
けど、オイラも両足の骨をやられて倒れたまま湯婆婆を悔し気に見上げることしかできない
その時だった突如光線のようなものがオイラの目の前を通り過ぎた
光が石に向かっていく
湯婆:『っ！？』
湯婆婆が寸でのところで軌道を変え、光は石をかすった
石の破片が飛び散った
瞬時に光のきた方を見ると、そこには
一匹の白い竜がいた
しかし、竜はみるみるうちにその姿を変え
相葉ちゃんになった
え…？
相:『くっ…ハァ、ハァ
やっぱりまだ思うようにいかない』
あまりのことに呆然とするオイラと翔くん、湯婆婆
湯婆:『お前…まさか…！』
湯婆婆の目が見開き、手がわなわなと震えた
雅:『そうだ…お前が喉から手が出るほど欲しがっていた、”竜の実”を
俺は食べたんだ』
”竜の実”？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さとこ(プロフ) - 西園天馬さん» 覗いて下さった上コメまで、ありがとうございます！絆が伝わり嬉しいです^ ^私も天然コンビ大好きですよー！ (2017年3月27日 21時) (
レス) id: 1170b35724 (このIDを非表示/違反報告)
西園天馬(プロフ) - とても面白かったです！天然コンビの絆に涙が出そうになりました！天然コンビ大好きです！！ (2017年3月24日 16時) (レス) id: a0a85a5957 (このIDを非表示/違反報告)
さとこ(プロフ) - 智love嵐さん» 最後までお付き合い下さりありがとうございましたー！>_<はい(^_^)またお話が思いついたら是非書かせていただきますね！ (2016年10月15日 8時) (レス) id: 1170b35724 (このIDを非表示/違反報告)
智love嵐(プロフ) - 完結おめでとうございます！出来れば、また天然の作品書いてください♪ (2016年10月13日 17時) (レス) id: 862c75d4ed (このIDを非表示/違反報告)
さとこ(プロフ) - 藤菜さん» 初めましてーっそしてコメをありがとうございます>_<そう言っていただけて嬉しいです！(T_T)頑張ります！(私も相葉さん大好きです！) (2016年10月7日 23時) (レス) id: 1170b35724 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さとこ | 作成日時：2016年9月25日 22時
