56.願いの石 ページ13
---大野 side---
坊:「そして…雅は、怪物たちの頭のような役割として戦争にでて戦うんだ。怪物たちは雅の思う通りに動くようにできていて、戦闘能力の高い雅は怪物たちを指示し戦い、これまで多くの勝利を収めてきた。でも…」
坊は悔しそうに拳をたたきつける
坊:「あいつはそんなこと望んでない。仕方なく湯婆婆にやらされてるんだ！胸を痛めながら、独りで闘ってる！」
雅…
坊:「俺も、あいつを救いたいんだ…。
それでだ。ここからが本題だ」
坊は一息つくと話を続ける
坊:「ここから、少しいったところに、”願いの森”という森がある。そしてそこに、”願いの石”という石がある。その石に願い事をすれば、必ず叶うとされる石だ。」
願いの石…？
坊:「実は、湯婆婆はね、本当は魔法使いじゃないんだ。だから、魔法使いになりたくて、石に願ってなったらしい。」
これは釜爺も知らなかったようで、驚いた顔をしている
坊:「でも、その願い事は…石がある限り実現するけれど、石がなくなれば途端に元に戻ってしまうんだ。だから…湯婆婆の呪縛をとくには、その石をなくせばいい。そうすれば、湯婆婆は魔法使いではなくなるから」
大:「なくすって…でもどうやって」
坊:「その”願いの森”があるところに、湯婆婆の双子の姉、銭婆おばさんがいる。そのおばさんも魔法使いなんだけど、いろんな薬をつくってて、その薬の中に、どんなものも消してしまう薬があるんだ。」
ぜにーば…
坊:「その薬をもらって、石にかければなくなるはず」
釜爺:「お前、そんなことどうして知っとるんじゃ」
坊:「小さいころおばさんに何回か会ったことがあってさ。そのときにいろいろ話したんだ」
そして、坊はオイラの目を強いまなざしで見つめるといった
坊:「それを、大野智
お前がやるんだ」
オイラが…
坊:「お前しかいない。なぜなら…」
坊は腕を出すと、金の腕輪を揺らす
坊:「こいつがついてると、敷地内から出た時に湯婆婆に気づかれちまうんだ。
だから、こいつがついてないお前にしかこの作戦を実行できない」
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さとこ(プロフ) - 西園天馬さん» 覗いて下さった上コメまで、ありがとうございます！絆が伝わり嬉しいです^ ^私も天然コンビ大好きですよー！ (2017年3月27日 21時) (
レス) id: 1170b35724 (このIDを非表示/違反報告)
西園天馬(プロフ) - とても面白かったです！天然コンビの絆に涙が出そうになりました！天然コンビ大好きです！！ (2017年3月24日 16時) (レス) id: a0a85a5957 (このIDを非表示/違反報告)
さとこ(プロフ) - 智love嵐さん» 最後までお付き合い下さりありがとうございましたー！>_<はい(^_^)またお話が思いついたら是非書かせていただきますね！ (2016年10月15日 8時) (レス) id: 1170b35724 (このIDを非表示/違反報告)
智love嵐(プロフ) - 完結おめでとうございます！出来れば、また天然の作品書いてください♪ (2016年10月13日 17時) (レス) id: 862c75d4ed (このIDを非表示/違反報告)
さとこ(プロフ) - 藤菜さん» 初めましてーっそしてコメをありがとうございます>_<そう言っていただけて嬉しいです！(T_T)頑張ります！(私も相葉さん大好きです！) (2016年10月7日 23時) (レス) id: 1170b35724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さとこ | 作成日時：2016年9月25日 22時
