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2.あの時 ページ2
---二宮 side---
今まで
結構一緒に仕事させてもらってて
プライベートでも付き合いがある程
仲がよかった…はずだった
酒を飲みながら、長く語ったこともあった
オレの小さな愚痴を聞いてもらったこともあった
ずっと
いい人だと、思ってた
.
気づけば、硬直してる身体
出者:「正直、ほんとうざいわー。今日の俺へのいじり、なくね？
ったく、こっちは…」
………
……
ダメだ
聞いちゃいけない
あ…
この…感じ…
その瞬間、フラッシュバックが俺を襲った
.
「二宮に近寄るな」
「あいつ、調子のってる」
「無視無視」
ひそひそ声
冷たい視線
ひとり
ひとり
ひとり…
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作者名：さとこ | 作成日時：2016年5月30日 20時
