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1.蘇り ページ1
---二宮 side---
「はぁ…はぁ…っ…うっ…はっ…」
.
くそっ…
無意識のうちに早くなる呼吸
ダメだ…ダメ…落ち着け…オレ
ぐっと胸を抑え、足早に廊下を歩く
もう何年も出ていなかった、この感覚
それは、たった一瞬で蘇った
.
-----数分前
スタッフ:「お疲れ様です！」
5人:「お疲れ様でーす^ ^」
もうすぐ始まるドラマの為、特に忙しいここ最近
何本もの収録があった今日の、最後の仕事
vs嵐の収録が終え5人でスタッフさんや出演者さんに挨拶しながら
自分らの楽屋へ向かっていた
そうして、最後の出演者さんに挨拶をして、その楽屋をあとにする時だった
最後に出たオレ
ドアを閉めた瞬間、中から声が聞こえてきた
.
出者:「にしても、調子に乗りすぎじゃね？二宮」
…
オレは
耳を疑った
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作者名：さとこ | 作成日時：2016年5月30日 20時
