最低やな 2 ページ36
桃 side
桃「おはよ〜！！」
楽屋に着くと、そこにはいつも早いはずの年上組の姿がなかった。
赤「おはよ。」
桃「あれ？他のみんなはまだ来てないん？」
青「見てないなぁ」
緑「いや、来とるんちゃう？荷物あるし。」
ほらっと、神ちゃんが指差す先を見ると確かに、淳太、照史、�陲舛磴鵑硫拱�が置いてあった。
淳太に至っては鞄全開やし笑
桃「どこに消えてもうたんやろなぁ？」
赤「ちなみに、Aももう来てるみたいやで？」
いや、でも、荷物ないし・・・
そう思ってしげの視線の先を見ると、ペットボトルのラベルが少しだけ剥がれたものが机の上にあった。
これは昔、飲み物が必ず誰かと被ってしまうAが間違えないようにラベルを少し剥がして目印にしていたのを今でも癖でやってしまっているのだ。
桃「A来とるんやったら、はよ、謝りに行かな！！」
青「でも、どこおるかわからへんやん。」
赤「せやなぁ、あと1時間くらいで撮影始まってまうし・・・」
桃「そんなん、気合いで見つけて、1時間以内に終わらせる！！」
赤「無茶言うなや。ここのスタジオどんだけ広いと思っとんねん。」
桃「やだっ。絶対今見つけて、今謝るっ！！」
赤「あのなぁ、望…… 緑「のんちゃんの言う通りやな。今謝らなあかん気する。」
赤「神ちゃんまで何言うてん？！時間ないんやで？」
緑「せやったら、今すぐ動かな、間に合わへん。」
桃「流星も行くで！」
青「おん。」
相変わらずしげは時計を見てため息をついている。
なんなん、あの態度。
桃「別にしげ、行きたないんやったら、行かんでもええで。」
赤「そう言うわけとちゃうやんか！…はぁ。降参や。もう、撮影間に合わんくても知らんからな」
しげが言っていることはもちろん正論だし、仕事をする人として当たり前のことを言っている。
せやけど、今謝らんかったら一生このままな気がしてしゃあないねん。
このタイミングを逃したらもう、元に戻らない。
その代償に比べたらちょっとの遅刻くらい痛くもかゆくもない。
俺、完全に狂っとるなぁ。
けど、そのくらい、今が大切ってことや。
ごめんやけど、今は仕事のこと考えられへんねや。
プロ失格やな・・・笑
気がつくと、楽屋には俺1人しかおらんかった。
桃「あっ、ちょっと！置いてかんとって〜！！」
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ちゃー(プロフ) - カノンさん» 初めまして！とてもうれしいお言葉ありがとうございます涙 現在続きを絶賛製作中でございますので今しばらくお待ちいただければと思います！！今後ともよろしくお願いいたします：） (2020年5月17日 19時) (
レス) id: f469e5018d (このIDを非表示/違反報告)
カノン - 初めまして！！すごく内容が面白くてすごくひきつけられました！！いまさらなですが、このお話の続きは出さないのでしょうか？？ (2020年5月17日 19時) (レス) id: dd8ccad5c6 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃー(プロフ) - しらたまさん» ありがとうございます涙 これからもどうぞよろしくお願いします！！ (2018年9月11日 13時) (レス) id: 393919ca01 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - はじめまして！全部読みました！すっごい面白かったです…！これからも応援してます頑張ってください(*'▽') (2018年9月10日 22時) (レス) id: 04ec2ee818 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃー(プロフ) - Monoさん» そう言ってもらえてうれしい限りです！これからもどうぞ『That's My Girl』をよろしくお願いいたします：） (2018年4月29日 10時) (レス) id: f469e5018d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃー | 作成日時：2018年2月27日 18時
