That's My Girl 《JW》

別れと出会い ページ18

赤 side









今日はA付きの新しいマネージャーさんが来る日。





俺らのマネージャーさんでええやんって思っとったんやけど、やっぱり女には女のマネージャーが一番ええってなって新しい人が来ることになった。






そもそも、なんで大谷さんがマネージャーやめたのかとか全然知らんのやけど。




急なことやったし。





けど、Aそんな傷ついてる感じには見えんかったなあ。






むしろ笑顔やったし。





何なら少し前の二人の間のわだかまりみたいなもんがなくなってすっきりしてる感じやった。






まあ、Aが引きずってないんやったら新しい人受け入れやすいしな。







どんな人が来るんやろ。









実は結構楽しみ。









赤「なあなあ、新しい人どんな人やろうな！！」







橙「なあ、楽しみやなあ。」






桃「Aはもう会ったことあるん？」






貴「うん。一回だけ。」





赤「どうやった？！」





貴「一概にどうこうは言えないけど、まあ今までにはいないタイプかな？」





緑「でも、なんで大谷さんいなくなってもうたんやろう？」




紫「ほんま、頼りがいがあってAとナイスコンビやったのに…」




青「大人の事情やろ。仕方ない。」





貴「ははは…」




元気のない笑い声の聞こえたほうへ顔を向けると、そこにはなんだか浮かない顔をしたAがいた。






やっぱり、大谷さんのこと相当慕ってたしショックなんやろな。






黄「そんなこといっとらんと、そろそろ来るんちゃう？」







新しいマネージャーさんが、前の大谷さんのような存在になれれば俺らも安心なんやけど。







ほら、ほかの６人も心配そうにAのこと見てる。






俺ら、最年少の姫さんに過保護すぎるよな(笑)





どうか、いい人でありますように…

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