That's My Girl 《JW》

5月27日 ページ12

Aside






ななさんは依然として私に冷たいままだけど、代わりに淳太君が私にたくさん話しかけてくれるようになった。





黄「なあ、Aドラマの撮影は順調？なんかあったら俺に言ってや。できることならするから。」




貴「ふふふ、ありがとう。順調に進んでおります：)」



赤「なんか最近の淳太、Aにべったりで気持ち悪いな(笑)」



黄「誰が気持ち悪いんや」




桃「もしかして、Aのこと好きとか？」



橙「あかん、淳太君は俺のや。」




緑「グループ内恋愛は禁止やでぇ(笑)」




黄「だから、そんなんやないし、照史のものでもないから。」




橙「ちぇっ」




紫「でもやけにAにべったりよな。なんかあったん？」




貴「別に何もないんだけどなぁ。」




桃「正直に言ったれ。気持ち悪いって。」




赤「正直に言ったれ、金くれって。」




貴「金くれ。」




黄「いや、おかしいやろ。」





赤「だからお前は入って来いってぇ」




青「聞いてへんかったわ」





わはははなんて文字で見えるような笑い声が楽屋中に広がりそれにつられて私も大爆笑した。




本当にジャニーズWESTは笑いの絶えないグループだなあなんて。





けど確かに最近異常なまでに淳太君が声かけてくるの、なんだか少し怖い。




まあ、嬉しいんだけど。





仕事が終わるといつも通り気まずい車に乗り込む。





けど、給料も入ったし、今日こそななさんをご飯に誘おう。



それで仲直りしよう。




マネ「行きますよ。」




貴「はい！！！」




今日はいつもより気が軽いなんだか今日なら本当に仲直りできる気がしてきた。




心地いいエンジン音が鳴ると車が発射した。

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