〜15人のアイドル達〜 (ページ27)

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第1章22話ページ27

優里視点
rn「ｳｪ……酔ったわ。」
os「大丈夫めぅ……？」
tn「だから酔い止め買っていくって言ったのに……」
rn「遅刻した兄さんが悪い。」

今は1週間前と同じ東京へ。初めてのヘリコプターに興奮していたら反動で酔った。普通に死ぬ。

ht「お水いる？無理しないでね。｣
rn「ありがとうございます……。」

ひとらんさんってやっぱり天使か？いや女神に近いな。

rn「復活ー！」
gr「10分前までこの世の終わりみたいな顔してたやつが何を言う。」
rn「そんな酷くはなかったでしょ。」
tn「いや言うてそんな感じ。」

普通にショックなんだか。気をつけよ。

ht「まあまあ、レインが元気になったならいいじゃん。お、来た。｣

おーいとひとらんが手を振る先には、1台の黒ワゴンがこちらに向かってきた。どうやらオスマンさんが手配してくれたらしい。まじで金持ちじゃん。

gr「いやー快適だな。」
rn「お前は謙遜って言葉を知らんのか。」
os「そうめぅ！」
ht「悪ノリだけは1人前なんだから。本当はそっちの方が嬉しいはずなのに……。」
tn「あんさんも大変なんやな……。」

gr「ああそうだ。オスマンに提案があったんだ。」
os「……何？」

オスマンさんの顔が一気に変わる。さっきまでのほわほわムードと違ってどこか威圧感がある。

gr「そんな嫌な顔しなくてもええやん。」
os「あんたが言う提案にはろくなもんあんましあらへんのよな。」
gr「大丈夫だ。今回は真面目やから。
単刀直入に言おう。俺らと協力しない？｣
os「内容と対価によるな。」
gr「内容はJNOの最終試験１ヶ月合宿の際のお互いの情報提供。対価は味方が増えるのと、わざわざ下手くそな奴と組まなくていいことだ。」
os「……そん中にレインちゃんいる？｣
rn「僕ぅ！？」

突然言われてビックリしたけど、ここは嘘つく必要ないか。

rn「まぁいますけど。ついでに兄さんも。」
os「やる。｣
tn「返答早。あとついでて。｣
gr「ひとらんは？」
os「俺がやるから一緒に決まってるでしょ。」
ht「強制……。もちろんやるけどさ。」
gr「はい決まり。じゃあよろしく。」

さくっと決まったな…。こんなんで大丈夫か？

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主です。どうも。自分で見てて見にくかったのでちょっと書き方変えました。あとプリ小説で同じ内容の小説書いてます。(文は所々違う。)同じ名前でやってるのでよろしければそちらも。