04 ページ4
.
それから1日筋肉を触らしてもらえず、
ひたすらマネジの仕事をこなしていた。
干していたタオルを畳み終え、
シャカシャカとドリンクを無心で振り続け、
やっと部員全員のスポドリが出来た。
休憩して体育館に持っていこう。
一休みしていると、後ろから視線を感じた。
振り返るとそこには松川さん。
「 お疲れ様です 」ニコッ
「 お疲れー 」
そう言いながら私の横に座り込んだ。
するとくるっと松川さんが上を向いたので、急に視線が交わった。
「 今日、岩泉の筋肉触ってないんだよな? 」
マネジ業をして一時的に忘れていたのに、
一瞬で、現実に戻された。
「 はい、 」
うわん、松川さんのばかやろー
筋肉の恨みは凄いんだぞ。
「 別に俺のでよければ触っていいよ 」
……え!
松川さんが「 ほれ 」というように筋肉を見せつけてくる。
え、え、、
「 いいんですか……? 」
松川さんは「 いいから筋肉見せてんじゃん 」というように笑った。
「 い、いただきます!! 」
松川さんの腕の筋肉、やばい、
めっちゃいい!!というように松川さんを見た。
「 ありがとうございます!!!! 」
んへへ、と笑いながら言った。
.
「 変態か 」
「 違います。筋肉好きと言ってください 」
.
34人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しゅがあ@本垢 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=78c0d17521a8193583c78824419caf61...
作成日時:2020年3月5日 22時