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(BHside)
さっきからずっと送っているのに
全く返事のないメッセージ。
電話をしても出てくれないし
今日はもう会えないのかもしれない、と諦めかけていた。
でも
今日は何が何でも会いたくて、
勘違いしたままでいて欲しくなくて
強行突破に出ることにした。
いつも送ってるから
ヌナの家くらいは把握してる。
2次会がやっとお開きになって
何人も一緒に帰ろうと寄ってきたけど
全部断って、急いでヌナの家に向かった。
電話も10回以上したけど
繋がる気配はなくて、
そんなことをやっているうちにヌナの家に着いた。
上司にたくさん飲まされて
かなりアルコールが回っていたし
酔い覚ましにちょうどいいと思って
マンションの前で連絡がつくまで待とうと思った。
ヌナのマンションの前について30分くらいして
やっと電話が繋がった。
案の定頑なに断るヌナだったけど
入れてくれるまで待つ、と言うと
観念したのか、入れてくれることになった。
なんとか強行突破作戦は成功みたいだ。
ヌナがマンションから出てきて
見た瞬間、頬が緩むのが自分でもわかる。
すぐにでも抱きしめたかったけど、我慢。
ヌナに部屋まで案内してもらいながら
色々なことを考えた。
ヌナと話すことしか頭になかったけど、
よく考えてみたら
ヌナの部屋に上がるなんて何を考えてるんだろうか。
今はアルコールが入っているし、
エレベーターに乗っているときからヌナからシャンプーの匂いがするし、
ちゃんと理性を保てるんだろうか。
頭は冷静だと思っていたけど
ヌナの部屋に上がろうと考えてるあたり、
そうでもないらしい。
部屋に入ると、ヌナが水を用意してくれて
とりあえず一分一秒でも早くさっきの誤解を解きたくて、座らせる。
床に座ったのは、理性を少しでも保つため。
『ヌナ、とりあえず聞いて。
さっきのことなんだけど…』
「さっきの？」
『ヌナは気にしてないのかもしれないけど、
俺がヌナのこと本当のヌナみたいに思ってるって言ったこと』
「あぁ…うん」
『あれ、さっきはああいうしかなくて。ヌナに迷惑がかからないようにしなきゃって思って咄嗟に答えただけで…』
焦って口から次から次へと言葉が出てくる。
でも話し始めたのはいいものの、なんて説明したらいいのかわからなくて
『だから…だから気にしないで』
口をついて出たのは、こんな言葉。
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ib(プロフ) - ジョンデジョンデ〜(ﾉ°∀°)ﾉ楽しみにしてます！ (2016年10月22日 23時) (
レス) id: 845933f176 (このIDを非表示/違反報告)
ひろこ(プロフ) - このベクちゃん最高に良かった♪ヤキモチ妬くベクが可愛い！私はセフン大好きなのでセフンのお話も読みたいな (2016年10月22日 21時) (レス) id: 63c8ea50b2 (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - このお話大好きなので番外編?続編?とても嬉しかったです(^^) (2016年10月22日 16時) (レス) id: 275b77c0f3 (このIDを非表示/違反報告)
ジノ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました！ (2016年9月5日 1時) (レス) id: eddcc7084e (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - あんにょんです(^^)わぁーい♪ﾍﾞｸだぁ(*´▽`)ﾉ更新、楽しみにしてます☆ (2016年8月5日 4時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ
| 作成日時：2016年8月5日 2時
