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SE「僕って、大学時代のヒョンしか知らなくて、だから今日初めて女の人を連れてきたヒョン見て、びっくりしました。
今まではヒョンが自分から女の子誘うことなんてほとんどなかったのに。
でも今日のヒョン見てたら、ヌナに本気なんだなって思いましたよ。あんな必死なヒョン、見たことないですもん」
そう言ってふにゃっとした笑顔になるセフン君。
笑うとまた違った雰囲気があるなぁ、この子。
ベク君と同じで年上の女性にモテそうだわー。
って、そうじゃなくて。
「本気？必死？ベク君が？」
SE「はは、なるほどね。
ヌナがその感じだとヒョンもまだまだってところなのかな？
あ。帰ってきた」
その言葉に後ろを振り向くと
明らかに不機嫌な顔で突っ立っているベク君。
『ヌナ、帰ろ』
え？怒ってる？
「まだお酒残ってるよ？全然まだ飲めるし」
『いいから』
そう言うと財布から雑にお札を取り出してセフン君に渡した。
そのまま私の荷物も持って歩き出しちゃうから、慌てて追いかける。
「あっセフン君またね。今日はご馳走様」
SE「いえ、いつでも来てくださいね」
ちょっとセフン君に挨拶しようと立ち止まっていたんだけど、強引に手を引かれて連れて行かれる。
ベク君、怒ってる。
店を出たところで少し歩くスピードが緩んだベク君。手はまだ繋がれたまま。
「もしかしたらもしかしてお会計一緒に払ってくれちゃったよね？ごめんね。後で払うね」
と、恐る恐る話しかけてみた。
さっきは急いでて全く考えてなかったけど
ベク君が私の分もお会計してくれていたんだった
と思って、言ってみたんだけど
『ヌナ、セフンに何聞いてたの』
まるで噛み合ってない言葉が返ってきた。
「え」
ベク君の過去の恋愛の話を聞いてました、なんて
言えるわけない
「ベク君が大学のときどんな人だったのか〜とかそう言う話？」
『なんで疑問系なの。
ていうか、俺の話なら直接聞けばいいじゃん。
セフンとこそこそ話さないで。』
「うん、そうだよね、コソコソしてごめんね。」
ベク君の怒ってる理由が全然わからないんだけど。
とりあえず機嫌を直して欲しくて謝る。
『しかもなんか、ヌナ、
セフンのことずっと見つめてるし。
本当に連れてこなきゃよかった』
え、もしかして
嫉妬してくれてる？私に？
…こんなあからさまに嫉妬されると
なんだか反応に困る。
だけど、
嬉しい
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ib(プロフ) - ジョンデジョンデ〜(ﾉ°∀°)ﾉ楽しみにしてます！ (2016年10月22日 23時) (
レス) id: 845933f176 (このIDを非表示/違反報告)
ひろこ(プロフ) - このベクちゃん最高に良かった♪ヤキモチ妬くベクが可愛い！私はセフン大好きなのでセフンのお話も読みたいな (2016年10月22日 21時) (レス) id: 63c8ea50b2 (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - このお話大好きなので番外編?続編?とても嬉しかったです(^^) (2016年10月22日 16時) (レス) id: 275b77c0f3 (このIDを非表示/違反報告)
ジノ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました！ (2016年9月5日 1時) (レス) id: eddcc7084e (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - あんにょんです(^^)わぁーい♪ﾍﾞｸだぁ(*´▽`)ﾉ更新、楽しみにしてます☆ (2016年8月5日 4時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ
| 作成日時：2016年8月5日 2時
