可愛い恋人 (鵺野) リクエスト ページ19
ATTENTION
純粋で優しい鵺野先生はいません。倫理的にあんまり宜しくない表現が入ります。
*
「鵺野先生、Aさんに変な嫌がらせしてるのあなたでしょう？」
珍しく玉藻から電話がかかってきたかと思えば開口一番そんな言葉を発した。なんのことかと聞けばAの写真を送り付けたり嫌な話だが体液を送り付けたりなど陰湿で気持ちの悪いことをAが受けているのだと。
なぜ警察に届け出なかったのかとさえ思ったが確かにそこらの警察よりは四百歳のお狐さまの方が役に立ちそうだ。証拠品に残った霊力から俺だということはすぐにわかったらしい。やっぱり警察よりも優秀だ。
「それで？俺がやってるって言ったのか？」
「…Aさん絡みのあなたには流石の私も本気を出さざるを得ませんから。それはまた別の機会に」
やれやれと言わんばかりに一方的に電話を切った玉藻になんなんだ、とため息をついた。そしてそのままAに電話をかける。ストーカー行為が相当懲りているのかワンコールで電話に飛び出た。
「ぬ、鵺野さん？」
付き合っておおよそ半年は経つというのに未だに苗字で呼ぶところがなんともキュートなものである。そうだよ、と答えれば嬉しそうな声色に変わってゆく。
「…今からAの家行っていいかな、会いたい」
現在の時刻は二十二時過ぎ。Aの家に着いて少し過ごすだけで終電は通り過ぎていくだろう。つまりはそういうことだ。そんな気分じゃないのか、またその他の理由もあるのか、はたまた俺が考えたくない理由なのか、Aは少しうーん、と考え込んだ。
「忙しいなら別にいいんだ、今日は我慢するから」
少し諦めたようにそう言えばAは焦ったように嫌いになったわけじゃない、と訂正した。
「…生理きちゃったんですけど」
電話越しにおずおずとそう言ったAの声はどこか申し訳なさそうで思わず笑い声が出た。
「なあに、本当にただAに会いたいだけだよ。それとも、期待しちゃったのかぁ〜？」
そうおちょくってやれば案外素直に残念がる様子を見せた。部屋の掃除をして待っている、と一言。電話を切った。
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麻衣(プロフ) - またリクエストお願いします！ぬーべーの一目惚れ設定で最初はあしらう夢主だが最終的に恋仲になる感じを書いて欲しいです (9月17日 23時) (
レス) id: 95b948b8ab (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - リクエストありがとうございます。またまたリクエストお願いします。鵺野鳴介で夢主が妖怪に襲われて助ける話を描いて欲しいです！ (8月29日 19時) (レス) id: 95b948b8ab (このIDを非表示/違反報告)
アース(プロフ) - 麻衣さん» リクエストありがとうございました！鵺野先生との関係性に悩みましたがか、内容に入ってしまえば楽しく執筆出来ました😆またリクエストお待ちしております！ (8月27日 4時) (レス) id: c8585e79fa (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - またまたリクエストお願いします。鵺野鳴介で無理矢理は大丈夫ですか？ (8月19日 20時) (レス) id: 95b948b8ab (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - アースさん» ありがとうございます！ (2022年3月4日 2時) (レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アース | 作成日時：2021年8月29日 0時
