その3 ページ3
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「でね、いざ脱いでみたら超ちっさくて〜！本当見掛け倒しだったって話〜」
「なにそれ最悪〜」
ギャハハハハーって薄暗いオシャレな居酒屋に響き渡るのは紛れもなく私達の笑い声で
久しぶりにホームグラウンドに解き放たれた私のテンションはすでに限界値越え
「おかわりくださ〜い！」
贅沢だって言われればそれまでだけど
一人で自由に飲める高級なお酒より、こうやって誰かと楽しく飲む安いお酒の方が、今の私にとったら断然美味しく感じるわけで
「はい、もう一回乾杯〜！」
もう底なしに飲める。
「ちょっとトイレ〜」
オレンジの光に照らされた壁をご機嫌にツンツンって無意味に突きながら千鳥足で進む。
なんか室内なのに石とか敷き詰めてあるし
本当無駄にオシャレだなぁ…
って、また無意味なことを考えてオシャレな通路の角を曲がろうとしたその時だった。
ドンッていう衝撃と共にお尻に感じる鈍痛
「いたぁ…」
どうやら尻餅をついたらしい。
「ごめんなさい！大丈夫ですか！？」
薄眼を開けるとそこにはオレンジ色の光に照らされた人影と
スッと伸びて来た手
「大丈夫ですか！？」
一気に酔いが覚めた気がした。
「あの…？」
「…は、は、は、は、はい！」
「ちゃんと前を見てなくて、すみません」
「い、い、い、い、いえ！」
「立てますか？」
「は、は、は、はい！」
パリッとしたスーツに
黒髪前髪長め
おまけに私を起こす時、手だけじゃなくて腰にも手を添えてくれて
「どこか痛い所ありますか？」
「な、な、な、ないです！」
「…よかった」
そんでもってこのクシャッとした笑顔
どうしよう…
超 ど ス ト ラ イ ク
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「どうしたの？さっきから全然喋ってないけど」
「そ、そう？」
”でね、さっきの話の続きだけどー”っていう元同僚の声が右耳から左耳へと流れてく代わりに、私の視線はふたテーブル離れた一番奥のテーブルに釘付け。
会社の飲み会かなんかなのかな？
同じくスーツのメンズが4、5人いて
よし、女はいないと。
…やば
こっち見てる？
って思ったらご丁寧に会釈までしてくれた。
ヤバイ…
キュンだよ、これは…
久しぶり且つとてつもない。
「で、Aは？そろそろ彼氏の話聞かせてよ」
「いないいないいない！彼氏なんていない！」
「え？でもさっきいるって…」
もう酔えないのは百も承知で、目の前のグラスを一気に空にした。
.
続く (更新停止中)
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つくね(プロフ) - tetuko1105さん» 病まないでー！！一緒にスンイル叫びましょ^ ^ (2017年9月30日 22時) (
レス) id: 3ca51a9912 (このIDを非表示/違反報告)
tetuko1105(プロフ) - MACショックもぶっ飛ばすイの腹に…救いを求める…あのパワーにあやかりたい…病み期突入…この際チェでもイでも…次回はスンイルで可愛いーーーーー！と叫ぶ予定…病む… (2017年9月30日 21時) (レス) id: d8f6ec93b3 (このIDを非表示/違反報告)
つくね(プロフ) - tetuko1105さん» チェペン＝イペンってことでいいかな？ (2017年9月30日 20時) (レス) id: 3ca51a9912 (このIDを非表示/違反報告)
tetuko1105(プロフ) - チェ不在の為腹の出たイに大声で可愛いーーーーーと叫んだのは…私です… (2017年9月30日 19時) (レス) id: d8f6ec93b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つくね
| 作成日時：2017年9月23日 18時
