マイマザー強し ページ25
｢ただいま｣
香織｢おかえりー！ご飯できてるよ！｣
嬉しそうにぴょんぴょんして出てきたこの母
私の性格とは言わば正反対なんだろう
白い目で母を見てからリビングに行くと嬉しそうについてきた
香織｢なにー？なんかあった？｣
呑気に話しかけてくる
｢別に｣
香織｢ふーん、あったんだ｣
意味深な顔をしてうんうんとうなづいてご飯を食卓に並べた
｢変人｣
香織｢なによー！もう！せっかくあんたの好きなの用意したのに｣
ぶつくさ言って席についた
｢はいはい｣
香織｢賢人くんたちはどう？｣
｢変わんないよ｣
食べながら他愛もない話をした
食べ終わって食器をシンクに持って行って洗うのは私の仕事
｢香織は幼馴染みって居た？｣
香織｢そうね。居たわよ｣
｢へぇ。そう。｣
香織｢なに？なんかあったの？｣
｢別に。｣
香織｢賢人くんねぇ。へぇ〜｣
ニヤニヤしてコーヒーを啜ってる
｢で、何が言いたいわけ？｣
香織｢これでいいのかなーって話｣
｢なにそれ。いいんじゃない｣
洗い物を済ませてコーヒーを入れてソファーに座った
香織が向かいに座って私をチラッと見た
香織｢賢人くんが別の子と居ても大丈夫なんだ？｣
｢だから別に何もないって。なに？ほんとに｣
香織｢焦れったいな〜。ま、後悔しないようにね。｣
香織はそれだけいうと自分の部屋に入ってしまった
これから溜まった書類を処理するんだろう
｢なに、後悔って。｣
わけがわからなくて自分も部屋に戻った
自分の部屋から賢人の部屋が見える
明かりがついていてきっと漫画でも読んでるんだろう
呑気に考えながら少し眺めているとカーテンが不意に開いた
賢人｢なあ、勉強教えて｣
｢何時だと思ってんの？｣
賢人｢だってわかんないんだもん｣
｢このサッカー馬鹿が｣
こんな時間から呼び出しとは非常にめんどくさい
｢お風呂入ったらそっち行く｣
素早くお風呂に入って携帯と鍵だけ握りしめて香織に一言伝えてから家を出た
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ライカ - 三浦翔平さん入れて下さい！女子で、ジヨンを！ (2017年3月8日 23時) (
レス) id: 15e7e53f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：am. | 作成日時：2016年10月30日 13時
