三兄弟(妹) ページ14
私達が夕飯を済ませて流し台に持っていくと母さんは完食したお皿を見て嬉しそう
｢母さん、今日もお弁当ありがとう｣
賢人のバックから弁当箱をかっぱらって自分の分と一緒に持って行った
母｢今日は入学式だったからとびきりいいの入れちゃった｣
賢人のお母さんはいつも可愛い
｢美味しかったよ｣
母さんの手を見るといつも手が荒れている
きっと主婦としての仕事を全うしている印
｢母さん、代わるよ｣
母さんは嬉しそうな顔をして交代してくれた
母｢母さんも女の子欲しかったな〜｣
冷蔵庫を漁りに賢人が来た
賢人｢悪かったな、男ばっかで｣
少し拗ねてる
母｢だから、Aちゃん居ると嬉しいのよ。｣
賢人｢ふーん｣
私の隣に来て洗い物をしてる姿を眺めてる
｢はい、拭いて｣
賢人｢え〜……｣
｢拭かないなら勉強教えない｣
賢人｢わかった！わかった！やります！やりゃいいんでしょ｣
母さんが拭いていた立場を交代させて母さんに休んでもらった
母｢ふふ。あと頼んだわよ｣
｢はーい｣
母さんは楽しみにしているTVを付けた
賢人｢ねぇねぇ、明日さほんとに帰らないとダメ？｣
コソコソと聞いてきた
｢は？なにいや？｣
賢人｢そうじゃないけど｣
｢可愛い子だしいいんじゃない｣
賢人｢そうじゃなくて｣
｢はぁ、焦れったいな。ムカつく｣
賢人｢俺嫌なのに行かせるの？｣
｢言ったもん｣
賢人｢ふーん。そう。ならこれいらないか｣
｢なに｣
ヒラヒラさせたのは私の好きなチョコレート
チョコレートさえあれば私はイチコロだ
この事を知ってるのは兄ちゃんと賢人だけ
｢……………………ムカつく｣
そんな会話をしてるとリビングのドアが開いた
『ただいま』
賢人｢おかえり｣
兄ちゃんのご登場
大学生になってすこし垢抜けてきた
兄｢お！A久しぶり〜｣
兄ちゃんはニコニコして頭を撫でた
｢もう子供じゃないんだけど｣
兄｢俺にとってはまだまだ小さい妹のようだけど？｣
｢うるさい口だな。｣
兄｢相変わらずドS。｣
兄ちゃんは笑って頭を撫でてからお茶を持ってソファーに腰掛けた
賢人｢兄貴、飯は？｣
兄｢今日はいい。食べてきた｣
最後の洗い物を済ませて賢人に拭かせた
終わってから何も言わず手を出した
｢ん…………｣
賢人｢へ？なに？｣
｢…………こ｣
賢人｢なになに？聞こえない？｣
人で遊んでる
ムカつく奴だ
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ライカ - 三浦翔平さん入れて下さい！女子で、ジヨンを！ (2017年3月8日 23時) (
レス) id: 15e7e53f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：am. | 作成日時：2016年10月30日 13時
