【stpr】Mafia Princess 【紫】

＊Prologue＊ ページ2

Noside
「はぁ…！はぁ…！」




辺りが真っ暗な中で息を切らしながら走る男




「やめろっ！来るなっ!!」




男はただ無我夢中で走ったが…




「あぁ…」




逃げ道が無くなった




男は怯えながら振り返る




そこにはコツコツと音を鳴らし、ゆっくりと近づいてくる細身のシルエット




「頼むっ…！許してくれ!!お前のボスを裏切るつもりは無かったんだっ!!」




ゆっくりと歩いてくるのは黒髪が美しい女だった




『あったでしょ…？』




女は男の前に立ち、見下す




カチャ…




「あぁ…やめろっ！お願いだっ！やめてくれっ！」




『………？』




女は首を傾げ男を見る




女の冷たい、けど美しく光る赤色の瞳に怯えるだけの男




溜息を吐いた女は広角を上げ言い放った









『ばいばい…裏切り者…』









低く強くなった銃声は誰の耳にも届かなかった




女は男に近付き、ズボンのポケットを探る




『馬鹿なネズミね…』




女はポケットから取り出した物を自分のポケットにしまい、歩いてきた道を戻った




ーーーーー
Noside

a「聞いたか？……が○されたんだってよ」




b「まじで!?あいつもとはSEVENの部下だろ？」




a「あぁ、まぁでもSEVENは上の7人以外はパシリだからな、Ｖは誰が消えても気にならないんだろ」




b「怖ぇ〜！俺らも反感買わねぇようにしないとな」




a「そうだな、KINGであるＶは勿論…」




b「そのKINGのお気に入りであるマフィアのPrincess…」




a/b「Aに気をつけねぇと…」

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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あずきいろ

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