最大の愛を君に【黒川イザナ】 (ページ4)

今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:19,313 hit

四話ページ4

・

夢主side

今日はイザナと家具を買いに来た
とりあえずIK〇Aに行ってみる
イザナにとってこういう所は初めてだったらしく目をキラキラさせて見て回ってる

イ「お母さん！これ気持ちいい！」

そう言ってソファーにダイブした
正直言って可愛い
キモイと思われないように表情に出さないようにしてるけどイザナの行動は一つ一つが可愛い

母になってまだ2日目なのにここまで母性が湧くとは思ってなかった

イ「お母さん？」

(ｳｯ可愛いっ、、)

『どうした？』

イ「あっちにおっきいベットあるから見に行きたい！」

そう言って袖を引っ張られる
あのソファーは絶対買って帰る←

結局ここではソファーとベット、勉強机を買った
会計が終わって時計を見ると12時を回っていた

『そろそろ昼ごはん食べに行こうか』

イ「うん！」

(はぁ、可愛い)

＿＿＿＿＿＿＿＿

・イザナside

今日は家具を買いに来たのにお母さんはずっと何か考えていた
結局お母さんは何も買わず俺が欲しいって言ったソファーとかベットを買ってくれた

買い物を済ませて昼ごはんを食べる
周りは同じ歳位の奴が親と仲良さそうに話していた
俺とお母さんは家族になって2日目だから仲良く見えないと思う

「ねぇ、あそこの子、お母さんと全然似てないわよ」

「確かに、女の人も若いから訳ありじゃないかしら」

「やーね」

俺とお母さんをジロジロ見る目
血が繋がってないから似てないのは当たり前なのにお母さんが悪く言われるのはなんか嫌だ

無意識で拳を握る

『大丈夫』

優しく笑って手を包み込んでくれた

『私とイザナは確かに血は繋がってない。けどこれから家族になっていけばいい』

イ「うん！」

『それじゃあ帰ろうか』

帰り道は手を繋いで帰った
いっぱい話していっぱい笑った
お母さんの手は温かかった