一緒に寝たい nkm ページ7
ただ一緒に寝たいだけ
あなた『』お相手「」です
「あ、ごめんちょっとまだやることある」『そっか、わかった』
動画の時の明るい声じゃない。普段の彼の、真面目な声だ。防音室に籠って数時間が経ち、心配になって見に来た。
『頑張ってね』
「うん。」
無理しないでねって言いそうになったけど、君は無理とか知らない人だから。部屋を出て、ドアを閉める。先に寝る気にはなれなかった。今日は一緒に寝たい気分で声をかけに行ったの。まだやることがあるなんて、先に寝ててと言われたも同然。部屋を出た時の方が寂しい気持ちが大きくなっていた。
閉めたドアの近く。床に座り、彼のやることが終わるまで何時間でも待ってやろうと意地になっている自分がいた。
3分も経たないうちに膝に顔を埋め、睡魔と戦っているとガチャリと音がした。
『え?』
「え、なんでこんなとこに座ってるの」
作業中つけていたカチューシャを取り、髪を手ぐしで直しながら出てくる彼に驚きが隠せない
『だって、まだ作業あるって、』
「うん。あったけど急ぎじゃないしキリがいいところでやめてきたよ。」
『そうなんだ、お疲れ様』
「もしかして俺待ってたの?」
『うん』
「何時間かかるかもわかんないのに?」
『うん』
「なんで?布団にいたら良かったのに」
そう言いながら差し伸べてくれた手を握り立ち上がる
『一緒に寝たくて』
「一緒に、、」
自分の一言について、彼の考えている顔、少し笑う顔、首を傾けて髪が揺れたことによって見えたその綺麗な青空色の両目。全てにドキリとする
「ははーん、甘えん坊だってわけか」
『そうじゃないー！』
「じゃあ何?寂しかったの?」
『、、、』
「俺は、Aを充電したくて早めに仕事切り上げたんだけど。ねえ、Aは寂しかった?」
『寂し、かった』
「大変お待たせ致しました、お嬢様」
わざとかしこまった口調で言いながら布団を整える彼
ベッドに腰かけるとわざとAの上を通って奥に寝っ転がる彼
『危ないな〜』
「潰さないです〜」
『、、おやすみ?』
「ん〜、おやすみ。」
向き合った形で抱き寄せられる。一定のリズムで背中をトントンされ、まるで子供のような扱いじゃないかと思いつつも心地良さに眠りに落ちた。
fin
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るあ(プロフ) - 早速答えて下さりありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです、、！勘違いしちゃう系大好きなんです！！このsmさんめちゃかわ！！最高です本当に書いてくれてありがとうございます！！ (2月12日 1時) (
レス) @page33 id: cdc395c024 (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 金時豆さん» わー！！やった！ありがとうございます！！待ってますー！ (2月11日 14時) (レス) id: cdc395c024 (このIDを非表示/違反報告)
金時豆(プロフ) - るあさん» コメントありがとうございます!いいシチュエーションですね…!是非書かせてください! (2月11日 13時) (レス) id: 972d0ef583 (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 誰かと会ったのか？って疑われるけどプレゼントの香水買いにいってたと知らされ、勝手に勘違いして俺恥ずかしいやつじゃん！！ってなるsmさんかbrさんが見たいです、！ (2月10日 22時) (レス) id: cdc395c024 (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 初コメ失礼します！借り物競争の話めっちゃ好きです、！リクなんですけど、夢主が相手にプレゼント用の香水を買いに行き、試しで色んな香水匂ってみて結局プレゼントするために会うけど試しで嗅いだ香水の匂いが残ってて (2月10日 22時) (レス) id: cdc395c024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金時豆 | 作成日時：2023年9月4日 22時
