白い尾とあなたへ

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スタートラインに立つ。

第2レースが始まります。いちについて よーい

ピストルが鳴る。開始と同時にnakamuが腹の底から声を出して俺の名前を呼んでるのが聞こえる。「ぎぃりやぁぁあぁぁん!!!いっけぇえええ!!」 俺よりガチじゃん。

箱の前で止まり、手を突っ込む。好きな人ってお題が出ませんように。いや、出ますように?自分でもよくわかんないけど。紙をつかみ取り出す。開いてみると
【楽器が上手い人】
、、、どういうお題だよ。的確にいるか?そんなやつ。
nkm「いっけぇぇえぇ!!さがせぇぇ!!」
あ、nakamuでいいじゃん。 待てよ、ここで引き直せば、好きな人ってお題が出るかも?
一瞬固まる。一瞬だったか長かったかはわかんないけど。 息を大きく吸う。
kr「なぁぁあぁかむぅうううぅぅぅ!!!!お前だあぁあああぁ!!!!!!」
nkm「おれ!?!?おれ!!!???任せろ!!!!!」

結局引き直さずにnakamuを捕まえてゴール。途中でnakamuコケて結果は2位。いや転けてなくてもお題【砂】なやつには勝てないだろ。俺より悔しそうなnakamuとAを見る
kr「ごめーん。遅かったな」
『いやよく頑張った好成績だ』
nkm「悔しい」
kr「怪我は?」
nkm「無い。」
kr「よかったー」

そんなこんな、残りの競技も順調に進み、結果は優勝。いやー、青春だね。

続きます

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