12話 ページ13
「じゃあ俺っちもニキくんに着いてっちゃぉ〜♪」
「ちょ!なんすか!燐音くんは帰ってほしいっす!」
「なぁんでだよぉ〜寂しいこと言うなって〜」
「あんたがいたら、バイトの邪魔になるんすよ!!!」
2人は激しい口論(?)をしていた
(見た感じはただただ、椎名さんが嫌がっているように見えるけどね…)
「はぁ、静かにしてください、耳障りです」
「そや、ニキはんバイトなんやったら早く行ったほうがええんとちゃう?」
HIMERUさんと桜河さんが制止に入ってくれたため、ふたりの口論は落ち着いた
「ふたりとも助かったっす!それじゃあ僕はバイト行くんで!」
椎名さんは打ち合わせ室を後にして、バイト先のシナモンに向かって行った
「はぁーなんもすることねぇな〜、そーだ、パチスロでも行くか〜」
(ん?パチスロだと!?それって行っていいの!?)
「じゃ〜ね、Aちゃん♪」
燐音さんはこちらに手を振り、扉を開けて出ていった
「アイドルがギャンブルなんて、アイドルの恥晒しですね」
HIMERUさんはため息をついた
『アイドルがパチンコなんかに行って大丈夫なんでしょうか?』
思ったことを聞くと
「それはもちろんアイドルたるもの、行くのは大丈夫ではないでしょう」
思ったとおりの言葉がかえってきた
『で、ですよね…』
「そろそろわしも、おいとましよかな」
「そうですね、HIMERU達も帰りますか」
「ほな、さいなら。プロデュースよろしゅう頼むわ」
桜河さんは燐音さん同様、手を振り、HIMERUさんは軽めな会釈をして打ち合わせ室を出ていった
(元気な人たちだったな〜)
ふと壁にかかっている時計を見ると、もうすぐ針が6時を刺そうとしていた
『あ、もうこんな時間なんだ』
結構話してたんだなーと思った
『Crazy:Bのみんなとこれから仲良くしていけたらいいな』
私はそう呟いて打ち合わせ室のドアを閉めた
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» その気持ちわかります…!私も推しにされるとヤバいです… (2023年1月1日 21時) (レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - HiMERU様の姫抱き最高なんですが???? (2022年12月30日 21時) (レス) @page49 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唏浪 | 作成日時:2022年11月20日 19時