近づかないで！！！

＊ ページ8

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「…なんか疲れてる？」


「心臓がもうもたない…」


「相変わらず忙しく生きてんだな」




たろの次にやってきたのは、短髪の黒髪をビシッと決めてるひょろいやつ。



青い薔薇の花束を左手でもってて、
もっと大事に扱いなよなんて思ってみる


なんで、みんなそんな今日かっこよくしてんのよ…


an・anさんほんと怖いわ…



心臓が一生懸命どくどくしてるのを感じている間もなく始まる




「俺からはね、ネタバレをしま〜す！」



なんて、みんなとノリが違う樹。



「ネタバレって何よ…」



とりあえずはいって渡される花束
だからとりあえず受け取る




「お前、薔薇の花言葉分かる？」


「一応、花言葉とか好きだし」


「じゃあ薔薇の本数によって意味があるのは？」


「詳しくはないけど、あるっていうのは知ってる」


「…俺らが今まで渡してきた花束の本数はね、44本なの」


「44？」


「んで、44本の花言葉は"出会い"、"変わらぬ愛を信じます"」


「変わらぬ愛…」




やけに多いとは思ってたけど、そこまで考えられてたなんて…



「これ、俺らで決めたの。薔薇っていうのも本数も」


「えっ、、」



思わず目を見開く。だって、an・anさんが決めたと思ってたから



どう？驚いた？なんてイタズラに笑う樹。

嫌でも彼らからの愛を感じて恥ずかしくなる




「SixTONESって、いいグループだね」





って笑ったら




樹も当たり前だろって笑った




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