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「ほんとにしんどくなったら言ってよ！？」
『ｹﾎｯ、分かってるよ』
しつこいなぁ、そんなとこも慎太郎の優しさだけど。
結果をいえば、先生もちょっとだけだったらって許可してくれて、
院内をゆっくりお散歩
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こんなの久しぶりだなぁ…
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前はよく…
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着いたのは中庭。
緑がいっぱいで、風通しも日当たりもいいところ。
ベンチに2人して腰を下ろす
『気持ちいいね、ｹﾎｯ』
「天気いいもんね」
『ｹﾎｯ、ｹﾎｯ…これからまた暑くなるのかぁ』
「俺は夏好きだから嬉しいけど！」
そう思えば、慎太郎とこんなにゆっくり話すの久しぶりかも。
いや、ココ最近は副作用やらパニックやらのせいでみんなとまともに話してないけど
少しだけゆっくりしてたけど、
「そろそろ、戻ろうぜ」
慎太郎がそう言って立ち上がる
『ｹﾎｯ、そうだね、。』
お昼からはまた薬を飲んで副作用と戦う日常
考えただけで痛みが増す頭に気づかないよう
来た道をゆっくり戻った
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ほく - このお話を読んでたくさん泣きました夢主さんの怒りも悲しみも全部きれいに心に入ってきてこれからも更新応援しています頑張ってください。 (2020年10月10日 14時) (
レス) id: 8851b2aad5 (このIDを非表示/違反報告)
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