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「悠…俺、学校サボっちゃった」
ぽつりと慎太郎がつぶやく。
学校が好きな慎太郎が、学校をサボるなんて、ね。
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『…ｹﾎｯ、ｹﾎｯ。私の体調理由にしていいから、ｹﾎｯ…ママには休んだこと連絡しておきな？』
あぁ、あたまいた、。
頭を抱えて丸くなる
この体制が1番我慢するのにいいんだよね。
すると、大きてあったかい手が背中に触れた
「副作用強くなってきた？」
『んっ、ｹﾎｯ。ごめ、』
あぁ、一人で耐えるって決めたのに、
『ｹﾎｯ、ｹﾎｯ、…ゲホッ』
止まらない咳も、痛みが増していく頭痛も
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全部全部慣れたいのに、
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全部慣れなくて、
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涙もぽたぽたとシーツを濡らす
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あ、やばいかも。
『ｹﾎｯ、しんたろ、』
「どした？」
『ごめ、ｹﾎｯ…いしきとばす、』
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それだけ言って、痛みに耐えられなくなった私は
意識を深い深い闇の中に落とした
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ほく - このお話を読んでたくさん泣きました夢主さんの怒りも悲しみも全部きれいに心に入ってきてこれからも更新応援しています頑張ってください。 (2020年10月10日 14時) (
レス) id: 8851b2aad5 (このIDを非表示/違反報告)
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