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『ｹﾎｯｹﾎｯ…、。ｯﾀｧ』
ほくとがジェシーと来てくれた日から2日たった金曜日。
天気も良くないから気圧のせいで頭痛はいつもより増し増し
軽い咳でも割れそうなほど痛くて
ほくと、来てくれないかな…
看護師長さんが着いててくれたから拘束具は外れてて、
頭を抱えて丸くなって副作用に耐える
「辛いわね〜、…
あら、今日はみんな来てくれたみたいよ」
みんな…?
顔をあげれば幼なじみたちが勢揃い
だけど、なんか…。
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機嫌悪い……？
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来てくれたみんなの空気はなんだかピリピリしてて
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じゃあ私は行くわね〜って去っていった看護師長さん
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みんながピリピリしてても、
いつにも増して頭痛に弱ってた私は
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ほくとが来てくれたことが嬉しかった
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樹に背中を押され、私の前にきた北斗の顔は
なんだか気まずい顔をしてる気がしたけど
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『ｹﾎｯｹﾎｯ…ｹﾎｯ、ｯ…ほくと、』
手を北斗に伸ばす。
北斗はいつもみたいにその手を引き寄せて抱きしめてくれる
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…と思ってた。
パシッと優しく叩かれた手
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………えっ、
『ｯ…え、、あ、、』
「…っ、ごめん。悠」
『いや、あ、ｹﾎｯｹﾎｯｯゲホッ、いや、いや』
この後のことはなんにも覚えてない。
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ほく - このお話を読んでたくさん泣きました夢主さんの怒りも悲しみも全部きれいに心に入ってきてこれからも更新応援しています頑張ってください。 (2020年10月10日 14時) (
レス) id: 8851b2aad5 (このIDを非表示/違反報告)
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