γ Chamaeleontis (ページ18)

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手首の違和感が無くなって、
目が覚めた。

目を開ければあたりがぐるぐるして気持ち悪い

少しずつ焦点を合わせれば、目の前にはジェシーがいた。

その隣にはゆごくんがいて。

あ、そっか。今日火曜日なんだ。

毎日が地獄すぎて忘れてた。

ふと感じた違和感。

周りをキョロキョロすれば、嫌でも気づいてしまう

『……ｹﾎｯ、ほくと、…は？ｹﾎｯ』

みんなちょっと気まずそうに目をそらす

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なんで

なんで

なんで、なんで、なんで…。

なんでほくとがいないの？

学校が終わったら来てくれるって言ったじゃん。

昨日は来てくれたじゃん、。

「悠、北斗はその、」

『やだ…、ｹﾎｯ』

ゆごくんが何か話そうとしてくれたけど、
その続きは聞きたくない。

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・

ほくとは私が邪魔になった？

ほくとにとって私はいらない存在？

やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ。

『いやっ、、ｹﾎｯ、ほく、。ほくは？ほくどこ？』

「悠、落ち着いて」

『ねぇ、ほくと、、ｹﾎｯｹﾎｯ、ｹﾞﾎｯ、ほくやだ、』

「悠…！大丈夫だから、」

樹とたいがが何かを言ってくれてるけど、
今の私の耳にはなんにも入ってこない

ほくと…。

ほくとに見捨てられたら私、生きる意味無くなっちゃうよ…。

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