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『しんたろう、渡してくれたかなぁ』
久しぶりに1人で過ごす日は、
長くて、つまんなくて、苦しくて、痛かった
独り言は独り言のまま、空気に溶けて消えてしまう
『ｹﾎｯ、、ケホッ』
…ほんとだったら、みんなで集まって
どんちゃん騒いで、看護師さんに怒られてって
そんな日になるはずだったのに、。
すると、ドアをノックする音がしてドアが開く
先生か看護師さんだろう
.
.
そう思ったのに、
.
.
「悠」
.
『……なんで、
.
.
…なんでほくとがいるの？』
そこにいたのは、今日は会えないと思ってた君だった
「予定が早く終わったから、来た」
そう言ってパイプ椅子に座るほくと
『そっか…
あ、お誕生日おめでとう』
「ん、ありがと。」
久しぶりにほくとと2人っきりになった
前はあんな居心地が良かったのに、
今はなんだか、少し
緊張する
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ほく - このお話を読んでたくさん泣きました夢主さんの怒りも悲しみも全部きれいに心に入ってきてこれからも更新応援しています頑張ってください。 (2020年10月10日 14時) (
レス) id: 8851b2aad5 (このIDを非表示/違反報告)
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