犬は諦めない【男主】【ヒロアカ】 (ページ4)

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"3話" ページ4

狼牙Aside

キラキラとした目でこっちを見てくる糞ガキ共を見て溜息をつく。

敵だぞ？怖くねぇのか？

1時間目はクソ教師のせいで俺への質問コーナーになった。仲良くなるためだとよ。いらねーーーーーーっよ！！！

芦戸｢はいはーい！私芦戸三奈！質問いい！？｣

『るっせぇな勝手にしろや！！！』

女の高い声は苦手だ。耳がいてぇ。

芦戸｢じゃあねー、何歳！？｣

在り来りだな。

切島｢何言ってんだよ芦戸！タメくらいだr『20。』...えっ。｣

『20だっつってんだろ聞こえねぇのかあ゛ぁ！？』

蛙吹｢ケロｯ...20歳にしては幼稚ね。｣

...は？

『喧嘩売ってんのか蛙女頭噛み砕いて焼いて喰ってやろうかｺﾞﾗｧｯ！！！！！』

個性を使って蛙女に飛びかかるも教卓の方にいるクソ澤の武器によって止められる。うざってぇ！！！！

緑谷｢あ、あす、っゆちゃん容赦ないね！？｣

葉隠｢わ～凄い！！！牙！！！耳！！！尻尾～～！｣

『ギャゥｯｯｯ！！！！？』

個性を使ったせいで出てきた尻尾が見えない誰かによって掴まれた。やめろ！！！！

『ｸﾞﾙﾙﾙ、、、ｯｯｯ！』

だから餓鬼は嫌いなんだよ！！！！思わず席から飛び退いて警戒してしまう。

葉隠｢わわ！ごめんなさ～い！！！｣

峰田｢20歳にしては童顔だよな～！もしかして女！？｣

そう言って少し肌が出ている足をぺたぺたと触るぶどう頭。隣の金髪黒メッシュもうんうんと頷いている...。

『ｯｯｯ～～！！！！！！！！』

失礼にも程があるだろうが！！！！

『れっきとした男だよてめぇ目ん玉ついてんのかｱｧ゛！？』

クソ澤がいる限り手は出してこないと知ったのか他のガキ共も次々と話しかけてくる。

沢山の人の匂い、うるせぇ声...。

『てめぇらいい加減にしろやぁｯｯｯ！？』

机を蹴り飛ばせば静まる教室、少しクソ澤の武器を握る手に力が籠る。

『お前らァ...。』

緑谷｢ﾋｯ...！｣

爆豪｢やる気かぁ...？｣

『人が多い時は並んで待てって親に言われなかったんかあ？あｯｯｯ！？しかもまずは自己紹介だろうが！！！俺はテメーらの事なんも知らねーから仲良くなんざ出来ねーーーよ！！！』

拍子抜け、と言う様にぽかんとしているガキ共とクソ澤。

尾白｢...えーっと.....。｣

瀬呂｢じ、自己紹介したら仲良くしてくれるんすね.....。｣

『.......あっ。』

墓穴掘ったな。列に並んで自己紹介の練習をしだすガキ共を見てそう思った。