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∞日常@緑の場合 ページ33

緑 side





大『美味しいシチュー用意して待ってます♡』


マネにAは今日早めに終わるって聞いて
すぐ送ったメール。それでも22時とかやけど。
楽しみやって返信を見てニヤニヤしとったら


『さついえおしてる』


空き時間に慌てて打ったんやろうメール。笑
まぁこの業界では終わりがおすなんて
当たり前にあることで別に気にせぇへん。
それでも気にしてこうやって
連絡くれるんがAなんよな。


大『何時になっても大丈夫やから、
ゆっくり帰っておいで。』


そのあと返事が来たんは遅くなった謝罪と
これから帰るよ。のメール。
ギリギリ日付が変わらない時間。
しっかりお風呂も準備バッチリやで!


ピンポーン


大「はいはーい!おかえり!!
おつかれさまー!!」ぎゅ


「わっ!大型犬待ってた!!笑
遅くなってごめんな?
ありがと!ただいま。」撫で


今日も朝早くからずっと仕事だった筈やのに
疲れを一切見せずに微笑むA。
遅くなったのやって別にA悪くないやろうに。
先に準備万端のお風呂へ促して、
その間にご飯の準備。


「いいお湯でしたーありがとね」


大「いいえ、良かったやろ?泡風呂。」


「一瞬どこのラ ブ ホかと思ったけどな。笑」


大「貰ったんやけど使い所なかってん。笑」


「あーあるあるそう言うの。笑
でもめっちゃ良かったよ?ツルツル!」


大「ホンマ?もう一個あるから今度使お。」


一緒に入る?って言葉をグッと飲み込む。
皆でおる時はネタにも出来るけど、
そうじゃない時はそういうん言わんようにしてる。


もちろん、好きやしそういう関係になりたいと
思ったりもするけどアカンねん。
Aにはトラウマがある。負い目もある。
俺らのこと、愛してくれとるけど1人を選べへんし
選んだとしてもその先には進めない。


大人の事情だけじゃない理由があんねん。
詳しく話すと長くなるんよな…。




∞∞→←∞∞



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作者名:白色。 | 作成日時:2016年7月1日 1時

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