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∞∞ ページ32

黄 side




「亮ちゃん?眠いん??」


錦「あっいやっ眠く無くはないけどっ」


「慌てすぎちゃう?笑」


錦「そ、そんなことないって!」


「あるある!なんかその感じ
事務所入りたての頃思い出すわ!笑
人に下手くそやって言うといて、
めっちゃ人見知りで目合わせてくれへんの。」


錦「それでもめっちゃグイグイ来てたやん!」


「やってめっちゃ可愛かったやん?」


錦「知らんわ!!!笑」


「可愛かったんですー今も可愛いけど♡」


「なんなんそれ///」


無意識に目を擦りながら洗面所に逃げ込む。
恥ずかしすぎるわ…
歯を磨いて気持ちを落ち着ける。
いやよく考えたら可愛いって褒めてへんし。
俺、男やし。弟ちゃうし。


「亮ちゃん?先に寝てまうでー?」


寝る準備を済ませたAが覗き込む。


錦「あ、待って。一緒に寝る!」


「自分から一緒に寝るとか珍し!」


うっかり口が滑った…
嬉しくないわけちゃうで?照れるやん。
なんで皆、普通に寝れんの?
悶々しとったら呼ばれて渋々ベットへ。
嫌ちゃうで?恥ずかしいやん。


「久々に手繋いで寝よっ!…今日もありがと。
おやすみ亮ちゃん。」ぎゅ


「…おやすみA。」


握った手をおでこにつけて寝るA。
少しクマが出来てる…休めてへんのかな。
俺にせぇへんだけで、年上組には甘えてるんかな…


俺や大倉には甘えられるのが
嬉しいし癒されるんやって言う。
大倉はAがそう言うならそれでええやん
って言うけど俺はそれすらうまく出来へん。


それでもこうやって無意識にでも甘えると
すごい嬉しそうにしてくれるから
ええかなってなってまうんやけど…。



自然と甘やかされることで癒され合うのが俺らの日常。
Aにとってメンバーであり弟である俺の日常。

∞日常@緑の場合→←∞日常@黄の場合



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作者名:白色。 | 作成日時:2016年7月1日 1時

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