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黄 side
「亮ちゃん?眠いん??」
錦「あっいやっ眠く無くはないけどっ」
「慌てすぎちゃう?笑」
錦「そ、そんなことないって!」
「あるある!なんかその感じ
事務所入りたての頃思い出すわ!笑
人に下手くそやって言うといて、
めっちゃ人見知りで目合わせてくれへんの。」
錦「それでもめっちゃグイグイ来てたやん!」
「やってめっちゃ可愛かったやん?」
錦「知らんわ!!!笑」
「可愛かったんですー今も可愛いけど♡」
「なんなんそれ///」
無意識に目を擦りながら洗面所に逃げ込む。
恥ずかしすぎるわ…
歯を磨いて気持ちを落ち着ける。
いやよく考えたら可愛いって褒めてへんし。
俺、男やし。弟ちゃうし。
「亮ちゃん?先に寝てまうでー?」
寝る準備を済ませたAが覗き込む。
錦「あ、待って。一緒に寝る!」
「自分から一緒に寝るとか珍し!」
うっかり口が滑った…
嬉しくないわけちゃうで?照れるやん。
なんで皆、普通に寝れんの?
悶々しとったら呼ばれて渋々ベットへ。
嫌ちゃうで?恥ずかしいやん。
「久々に手繋いで寝よっ!…今日もありがと。
おやすみ亮ちゃん。」ぎゅ
「…おやすみA。」
握った手をおでこにつけて寝るA。
少しクマが出来てる…休めてへんのかな。
俺にせぇへんだけで、年上組には甘えてるんかな…
俺や大倉には甘えられるのが
嬉しいし癒されるんやって言う。
大倉はAがそう言うならそれでええやん
って言うけど俺はそれすらうまく出来へん。
それでもこうやって無意識にでも甘えると
すごい嬉しそうにしてくれるから
ええかなってなってまうんやけど…。
自然と甘やかされることで癒され合うのが俺らの日常。
Aにとってメンバーであり弟である俺の日常。
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作者名:白色。 | 作成日時:2016年7月1日 1時