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∞日常@青の場合 ページ29

青 side



今は夜中の2時前。
Aはまだ帰ってきてないのか煙草吸いに出た
ベランダから見える隣の部屋の窓は暗い。
なんて思っとったら電気が点いた。


せっかく気付いたしメール…電話でええか。
たまにこういう事あると連絡すんねん。


Prrrrrrrr.


『もしもーし?章ちゃん?』


安「もしもーし、おかえりぃお疲れ様」


『ありがと、ただいま!
章ちゃんほんまタイミングええなぁ?』


安「おん。…今からそっち行っていい?」


『もちろん!鍵開けとくから入って待っててぇ。
先にシャワー浴びるわぁ』


安「わかったぁじゃあ後でなぁ」


電話を切ってお泊りの準備。
いうても、もう寝る準備万端やったけどね。
煙草の匂い消すようにスプレーだけして
Aの部屋へ向かう。


お邪魔しまーすとそっと部屋に入って
Aを待つ。Aシャワー浴びるんめっちゃ早いんよね。
と思ってたらドライヤーの音聞こえてきた。


安「ドライヤーやるで?」


風呂場のドアをノックする。


「ほんまぁ?お願いしようかな」


ドライヤーやる時はリビングで
僕がソファーに座って
Aは僕の前の下に座る。
悔しいけどAのが身長高いからなぁ。


「人にやって貰うのってなんで
気持ちええんやろうねぇ?」


そう言って目を閉じるA。
寝てまうやつやな。笑


丁寧に長い髪を梳かしながら乾かす。


安「…切ってまうの勿体無いなぁ…」


「…ふふ、でも決めてたしなぁ」


安「あれ?絶対寝てると思ったぁ」


「ギリギリ寝てなかったです。笑
いい加減切らんと邪魔やしねぇ」


安「確かに結構な長さやもんね。
膝くらいある?」


「あるかないかやねぇ…約8年、
襟足だけとはいえ結構な邪魔さやで?
よぉ、皆に踏まれるしな?笑」


安「長いからどうしても一緒に寝ると踏みがちやね。
気ぃつけるから一緒に寝よ?」


ドライヤーを片付けて手を差し出す。


「喜んで」にこ




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作者名:白色。 | 作成日時:2016年7月1日 1時

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